ウォンテッドリー、新機能「タイムライン」を提供開始
ウォンテッドリー株式会社(東京都港区)は、2025年12月8日より、自律的にキャリアを考えるための新機能「タイムライン」をビジネスSNS「Wantedly」アプリに追加しました。この機能は、ユーザーがキャリアに関する情報を手軽に収集し、他者との交流を通じて、自分自身のキャリアについて考えるきっかけを提供します。さらに、サービスは無料で利用可能です。
シゴト探しからキャリア形成へ
これまでWantedlyは主に「シゴト探し」に焦点を当てていましたが、今回の新機能を通じて「自律的にキャリアを考える」アプリへの進化を目指しています。「タイムライン」は、アプリ内の特別なタブで利用でき、段階的なアップデートが予定されています。
最初にリリースされる3つの機能の中では、特に「キャリアに関する情報収集」に重点が置かれています。
1. ストーリーのパーソナライズ表示
この機能は、ユーザーの興味関心に基づいて、Wantedly内で利用可能なブログ記事「ストーリー」を最適化し、キャリアアップや業務スムーズ化のヒントを届けるものです。また、最近公開された人気のストーリーや、多くの人が興味を持っているテーマを表示し、ユーザーに新たな視点やキャリアの発見を促します。
2. 同じ最終学歴の人の活躍状況表示
この機能により、同じ大学や専門学校を卒業した人のプロフィールを確認でき、ユーザー同士のつながりを促進します。ロールモデルとしての活用も期待され、共通の背景を持つ仲間たちの活躍を通じて、キャリア形成の参考にすることができます。
3. Poll(ポール)機能
2択の投票機能であり、仕事やライフスタイルに関するテーマを選んで回答します。投票結果は後から確認可能で、他のユーザーの価値観を知ることができます。この機能を通じて、利用者同士のコミュニケーションも生まれることが期待されています。
「Wantedly Assessment」でキャリア自律をサポート
ウォンテッドリーは2023年12月から、スキル診断や性格診断を通じて自己理解を深められる「Wantedly Assessment」を提供しています。これらのツールを用いることで、個人のキャリア自律をさらに助けることが可能です。
スキル診断
「スキル診断」は、利用者が持つスキルの一覧表示だけでなく、同じ職種・年代の他者との比較を可能にします。希少なスキルや不足しているスキルを促し、ビジネスシーンでの成長につなげられるよう、オンラインプラットフォーム「Udemy」と連携した学習コンテンツも用意されています。
性格診断
「性格診断」は、職場における自身の性格タイプやコミュニケーションスタイルを把握するためのものです。自己理解の向上だけでなく、より良い環境で活躍できる場所を見つけるためにも活用できます。
まとめ
ウォンテッドリーは、ビジネスSNS「Wantedly」を通じて、キャリア形成の新たなスタイルを提供しています。「タイムライン」により、日常的にキャリアを見直し、発展させるためのきっかけが得られるでしょう。これからのキャリア設計を見直す良い機会になることを期待しています。会社は引き続き、働く人々が適材適所で活躍できる環境を整えることを目指しています。