大阪駅で開催された特別な『TRAIN DAY』
2023年2月16日、鉄道ファンや家族連れ約500人が集まり、大阪駅で『大阪来てな! TRAIN DAY』が盛大に開催されました。このイベントは「大阪来てなキャンペーン」として行われ、西日本旅客鉄道株式会社の協力を得て実現しました。参加者たちは特別に用意された14系客車「サロンカーなにわ」に乗り込み、宮原操車場を見学する貴重な機会を楽しみました。
鉄道ファンに多くの支持を受ける楽しいイベント
急募は2023年1月11日から開始され、さまざまな背景を持つ鉄道ファンたちが申し込んだ結果、参加申し込みは約1,300件に達しました。有料ツアーでありながら、この人気ぶりは宮原操車場の特別見学を楽しみにする多くの方々の熱意を反映しています。
イベントは、JR大阪駅から宮原操車場間を約90分かけて往復するミニツアーで構成され、参加者は心地よい車内でのアナウンスを通じて、操車場の役割や歴史、列車運行についての詳しい説明を受けました。さらに、移動中は車内チャイムの聴き比べや、夜行列車の「おやすみ放送」や「おはよう放送」の実演も行われ、参加者は楽しさを感じながら移動のひとときを共有しました。
宮原操車場での魅力いっぱいの見学体験
宮原操車場に到着すると、展望車両が一般開放され、参加者たちは開放感ある車窓からその様子を撮影したり観察したりしました。「サロンカーなにわ」は1983年に製作されたもので、大きな窓を持つ展望車両が特徴です。その内装には木材を使用した重厚感あふれるデザインが施され、参加者たちはその詳細に興味津々で視察を楽しんでいました。
イベント当日、JR大阪駅の5階に設置された受付では、参加者が誘導されながらいよいよ「サロンカーなにわ」のホームへ向かいました。ホームには特別エリアが設けられ、多くの参加者が熱心に撮影を行い、思い出の一コマを残していました。実際、駅内にはサロンカーを見ようとするファンが集まり、その賑わいから「サロンカーなにわ」の人気ぶりが容易にわかります。
鉄道の魅力を再確認する楽しいひととき
運行の途中では、沿線に集まっていたファンたちが車両に向かって手を振る姿も見られ、多くのファミリーや子どもたちも参加していた様子が印象的でした。各所に配置されたJR西日本の職員の指導のもと、皆が安全に楽しむことができたことも大きな理由の一つです。参加者たちは、特製の記念品なども楽しみき、鉄道イベントの楽しさを再確認することができました。
大阪来てな!キャンペーンの趣旨
「大阪来てな!キャンペーン」は、大阪府・大阪市・公益財団法人大阪観光局の共同で運営されており、大阪に訪れる国内外の方々に地域の魅力を訪れてもらい、観光を促進することを目的としています。今回の『大阪来てな! TRAIN DAY』は、その一環として実施されたイベントであり、大阪の文化やリソースを活かした魅力発信の一例となっています。