チエルの新プラットフォーム『InterCLASS® Console Support』の進化
2024年9月、チエル株式会社はその教育プラットフォームである『InterCLASS® Console Support』をバージョン3.6にアップデートしました。このアプリケーションは、学校現場においてGoogle for Educationの管理業務をさらに効率化することを目的としています。
この新バージョンのリリースによって、何が変わったのでしょうか?最大の利点はバッチ処理の高速化で、これによりユーザーは一括での削除や登録などの業務を、従来の5倍から40倍の速度で実行できるようになります。これにより、教育委員会やその業務担当者の負担が軽減され、日常業務がさらにスムーズに進むことでしょう。働き方改革の観点からも、業務効率の向上は特に重要です。
バージョンアップの背景と技術的進化
『InterCLASS® Console Support』のバージョンアップは、教育現場におけるICT(情報通信技術)の利活用が進む中で実現しました。以前は多くの学校や自治体でオンプレミスのサーバーを使用していましたが、近年のGIGAスクール構想の推進に伴い、ChromebookやGoogle Workspace for Educationといったクラウドサービスの導入が進みました。しかし、クラウド型の運用管理は従来のコンピュータ管理とは異なり、ユーザーアカウントを基にした管理が必要です。このため、アカウント管理が複雑化し、特に年次更新や端末の貸し出し管理が新たな課題として浮上しています。
具体的な改善点と導入事例
チエル株式会社はこれらの課題に対応する形で、『InterCLASS® Console Support』を改良しました。バッチ処理の速度向上により、教職員が日々の業務を効率的に進められる環境を整備しました。また、導入実績を持つ教育機関からのフィードバックを受け、機能の充実を図りました。具体的には、那覇市立教育研究所、塩谷町教育委員会、階上町教育委員会の活用事例をまとめた『機能別活用事例集』を発行しています。この事例集では、自治体が抱える課題や、『InterCLASS® Console Support』の導入による改善策、実際の運用方法を詳細に紹介しています。
この資料は、特に自治体の担当者にとって有用で、関心のある方には無料で提供しています。興味のある方はぜひチエルの営業担当者までお問い合わせください。
チエル株式会社の企業理念
チエル株式会社は「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業をICTで支える」という理念を持ち、業界に特化した製品を提供し続けています。豊富な経験を活かし、今後も教育ICTの分野でイノベーションを促進することに注力していくことでしょう。教育市場におけるリーダーとして、これからも成果を上げていくことが期待されます。また、製品情報や導入事例は公式ウェブサイトにて確認できます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
今後も、チエルの新しい取り組みから目が離せません。