高校生向け探究型ワークショップのご案内
国際NGOのAAR Japan(難民を助ける会)が主催するワークショップ「難民問題を知る考える行動する」が、2025年3月27日(木)と4月1日(火)の二日間、東京都品川区にある東京事務所で開催されます。この講座は、高校生を対象にしており、世界中の難民問題についての理解を深め、何ができるかを一緒に考える貴重な機会です。
ワークショップの背景
現在、世界には約1億2,000万人の難民がいると言われています(2024年5月時点)。シリア内戦やウクライナ紛争、エルサルバドルの治安問題など、様々な背景から人々は故郷を離れ、厳しい環境の中で生活しています。これらの問題は他人事ではなく、我々にできることがあるはずです。
プログラム内容
このワークショップでは、AAR Japanの職員が現場のリアルを解説し、難民当事者の体験談を交えながら、グループでの討論を行います。具体的なプログラムは以下の通りです:
1.
難民問題を知る
AAR Japanの職員が、メディアでは伝わらない現場の厳しさを解説し、難民が直面する現実を学びます。
2.
考える
アフリカなどの活動現場を事例に、グループワークを通して解決策を考えます。参加者同士で意見交換し、多角的に問題を捉える力を養います。
3.
行動する
参加者が自分たちの日常生活の中でできることを考え、実際の行動につなげるためのアイデアを出し合います。
このプロジェクトはただの学びに留まらず、具体的なアクションへとつながることを目指しています。
参加費と応募情報
対象は主に高校生ですが、定員に余裕があれば中学生や大学生の参加も可能です。各日の定員は20名で、先着順となります。
参加費は3,000円ですが、経済的な理由で困難な方は相談に応じます。
ワークショップには情報保障も用意されており、必要な方は申し込み時にお知らせください。希望者には修了証も発行されます。
お申し込み方法
参加希望の方は、以下のリンクから詳細を確認のうえ、お申し込みをお願いします。
詳しい情報と申し込みはこちら
自由参加の交流の場も用意されており、ワークショップ後には新たな疑問点を相談できる機会も設けられています。これは、学びを通じて参加者同士がつながる貴重な場となることでしょう。難民問題に関心がある高校生の皆さん、この機会をぜひ活用してください。