KIYOラーニングがMagicPodを導入し、テスト自動化を推進
株式会社MagicPod(本社:東京都中央区)が提供するAIテスト自動化プラットフォーム「MagicPod」を、KIYOラーニング株式会社(本社:東京都千代田区)が導入した。この決定により、短期間でテストケースを20から100以上に増加させることができたという。導入の背景や具体的な成果について深掘りしてみよう。
KIYOラーニングの歩み
KIYOラーニングは2008年に音声講座サービス「通勤講座」として事業をスタートし、2010年に法人化。その後、誰でも効率よく学ぶことができる学習システムを開発し、スマホ対応のコンテンツを充実させてきた。2017年には法人向け社員教育サービス「AirCourse」を展開し、教育の革新に努めている。
MagicPod導入の背景
KIYOラーニングでは、以前からテスト自動化ツールを使用していたが、契約プランの値上げに伴いツールを再選定することになった。選定にあたっては、「MagicPod」の低コストと無制限の実行回数が魅力となり、移行を決定した。
驚異のテストケース増加
「MagicPod」の導入により、QAチームはテストケースの作成を容易に行えるようになった。坪根圭佑氏(リードQAエンジニア)は、導入前は20だったテストケースが100超まで増加したと語る。これにより、手動テストでは見逃されがちなバグの検出が可能になり、効率的かつ高品質なソフトウェア開発が実現している。
コスト削減と実行頻度の向上
中井雅樹氏(シニアQAエンジニア)は、MagicPodの導入により月々のテスト実行にかかるコストを10万円以上削減できたと話す。また、実行回数を気にせず毎日テストができるようになった点も大きなメリットとのこと。これにより、リリース前の品質チェックがより安心して行えるようになり、開発プロセスの改善が続いている。
ユーザビリティの向上
MagicPodは、プログラミングの知識がないユーザーでも直感的に操作できる設計がされており、実際に中井氏も特に困難を感じずに使用できたと話す。必要な機能がしっかりと押さえられており、新たなテスト自動化ツールを選ぶ際にも便利さが際立っている。
成功の要因は顧客満足
KAISOラーニングは、テスト自動化の全プロセスを見つめ直すことで、開発者たちが各自の開発物に対してリリース前に必ずリグレッションテストを実行する体制を築いている。「MagicPod」導入後は、テスト自動化の速度と精度が劇的に改善され、品質保証が強化されている。
まとめ
KIYOラーニングが「MagicPod」を導入して得た成果は、テストケースの急増やコスト削減に留まらず、開発チーム全体の効率化と品質向上にも寄与している。今後もさらなる展開が期待される。興味がある方は、一度の導入相談や無料トライアルをおすすめする。
参考リンク
※記事内の情報は取材日に基づいており、今後変更されることがあります。