株式会社明治は、千葉県流山市と「連携・協力に関する協定」を締結しました。この協定は、明治の乳幼児事業における食育活動を通じて、流山市と共に子育てに対する社会認識の向上を目指し、「明日からの子育てが楽しくなる社会づくり」に貢献することを目的としています。
近年、日本では少子化が深刻な社会問題となっています。その背景には、子育て費用の不安、仕事と育児の両立の困難さ、男性の育児参加の不足など、様々な要因が挙げられます。明治は、こうした課題解決に向け、乳幼児事業で培ってきた子育てに関する知見を活用し、流山市と連携して「こそだてMINNAdeプロジェクト」を開始しました。
流山市は、「母になるなら、流山市。」「父になるなら、流山市。」というスローガンを掲げ、積極的な子育て施策を展開しています。その結果、人口増加率が全国市中で6年連続1位を記録するなど、子育てしやすい街として注目されています。
このプロジェクトでは、市民、行政、企業が一体となり、子育てに関する課題解決に取り組むことで、母親、父親、そして家族全体が活き活きとした生活を送れる社会を目指します。具体的には、以下の4つの取り組みを予定しています。
1. 乳幼児の母親、父親への子育てに関するアンケート調査
2. 乳幼児の栄養、防災など、様々な状況に対応できる「フェーズフリー」な子育てに関するセミナーや体験会の実施
3. 子育てに関する情報共有や意見交換ができるコミュニティ形成のサポート
4. これらの活動に関する情報発信
明治は、今後も地域との連携を強化し、社会課題の解決に貢献していくとしています。