Pi:Co Classic3 ESP32版
2024-07-16 12:34:09

アールティ、ロングセラー商品「Pi:Co Classic3」の後継機「Pi:Co Classic3 マイクロマウス学習キット(ESP32版)」を発売開始!

株式会社アールティは、AI・サービスロボット分野で高度人材育成、ロボットプラットフォーム、教材の開発・販売を手掛ける企業です。同社は、2024年7月16日に小型移動ロボット学習キット「Pi:Co」シリーズの新製品「Pi:Co Classic3 マイクロマウス学習キット(ESP32版)」を発売開始しました。

「Pi:Co」シリーズは、2輪の移動ロボットを用いて、組込や自律制御の基本要素を学ぶことができる学習キットです。名前の由来は「Piece Convertible」で、ボードを組み合わせてロボットを構成することで、学習者はキットから自作回路などへと段階的に開発を進めることができます。最終的には、オリジナルロボットの作成を目指せるようになっています。

「Pi:Co」シリーズには、完成品版と組み立てキットのモデルがあり、「Pi:Co Classic3 ESP32版」は後者の組み立てキットモデルになります。パーツの状態から、はんだ付け、基板作成、組立、調整、プログラミングといったロボティクスエンジニアに必要な基本的な技術を体験できます。また、小型ロボット向けの回路開発、ファームウェア開発、メカ設計といった発展的な学習へと繋げることが可能です。

「Pi:Co Classic」シリーズは、2008年6月に最初のバージョンが発売され、2011年には初代となる「Pi:Co Classic」が発売されました。その後改良を重ね、今回発売された「Pi:Co Classic3」は3代目となります。迷路解析ロボットの競技会である「マイクロマウス競技」のクラシックマウス競技のサイズに準拠しています。

「Pi:Co Classic3 ESP32版」では、マイコンボードがEspressif Systems社のWi-Fiモジュール「ESP32-S3-WROOM-1」に変更されました。これにより、従来製品にはなかったWi-Fi機能が追加され、micro-ROSやArduinoIDEを用いた開発が可能になりました。開発言語の選択肢が増えたことで、応用範囲がさらに広がりました。C言語でのサンプルコードは近日公開予定で、Matlab対応は年度末を予定しています。

「Pi:Co Classic3 ESP32版」は、初学者からベテランまで幅広い層のマイクロマウス競技者に最適です。解説書やサンプルプログラムも充実しており、比較的短期間での基本的な技術習得が可能です。そのため、学校や企業の教育用としても広く採用されています。また、海外からの要望も高く、日本語版と英語版がリリースされています。

「Pi:Co Classic3 ESP32版」は、2024年7月16日よりアールティロボットショップにて予約受付を開始しています。価格は49,500円(本体価格45,000円、消費税10%)です。


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会社情報

会社名
株式会社アールティ
住所
東京都千代田区外神田3-9-2末広ビル3F
電話番号
03-6666-2566

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