健康に配慮した新しい「榮太樓飴」の誕生と開発秘話

健康を考えた「榮太樓飴」の新商品

10月3日、榮太樓總本鋪から新たに登場した『とろみ梅ぼ志飴』と『とろみしょうが蜂蜜飴』。この商品は、甘さと健康を両立させることを目的に開発されました。今、社会で求められている健康志向に対応するための工夫が凝らされています。

商品の特徴

これらの飴は、榮太樓飴の味をそのままにとろみを加えたもので、喉越しが滑らか。特に、嚥下に不安を抱える方や、高齢者のカロリー補給に最適です。864円という価格で、いつでも手に入れることができる手軽さも魅力です。

喫食に不安がある人だけでなく、忙しい日常を送る全ての人にとって便利な商品です。例えば、ヨーグルトやアイスにかけたり、おやつにサラッと加えたりすることで、普段のおやつをランクアップさせることもできます。榮太樓が提案する「からだにえいたろう」というコンセプトは、この飴でもしっかりと具現化されています。

開発の背景

この新商品の開発には、長い歴史がある榮太樓飴が影響しています。江戸時代から続く伝統的な飴は、現在でも多くの人に親しまれています。昨今の少子高齢化を考慮し、誰もが楽しめる飴が必要であるとのお客様からの声が背景にありました。特に、食べやすさを求める方々のニーズが強く、新しいアプローチを試みた結果、今回のとろみ飴が誕生しました。

健康を意識した取り組み

「からだにえいたろう」は、ただ美味しいだけでなく、健康を考えた和菓子屋の新しいブランドです。通常の食事では不足しがちな栄養素を補うために、必要なものはプラスし、抑えたいものはマイナスするという考え方が根底にあります。お菓子としての至福の時間を持ちながら、心と体を満たす製品を目指しています。

会社の紹介

榮太樓總本鋪は1818年に創業し、東京日本橋に本社を置く和菓子の製造販売会社です。全国飴菓子工業協同組合に所属する日本最古の製造会社の一つであり、和菓子に関する多岐にわたる製品を展開しています。「温故知新」をモットーに、最新の製造技術と、伝統的な技術を融合させているところが特徴です。これまでの長い歴史と経験を基に、これからも消費者に寄り添った商品開発を続けていきます。