特定技能サミット開催
2023-02-27 14:58:15

第1回特定技能サミットでの多文化共生のあり方が議論されました

第1回特定技能サミットの開催



令和5年1月18日、特定技能サミットがTKP東京駅日本橋カンファレンスセンターで開催されました。このイベントは、特定技能に関心を持つ登録支援機関や学校、企業などを対象に、多文化共生や組織作りの視点から新たな取り組みを提案することを目的としています。

特定技能の現状と未来



サミットは第1部と第2部に分かれて行われました。第1部では、政府の代表者が特定技能制度の現状や課題について説明を行い、参加者から事前に集めた質問に対する回答も共有されました。出入国在留管理庁や厚生労働省、農林水産省からの講演者が、特定技能の制度的な整備を進める上でのコミュニケーションの重要性を強調し、参加者の理解を深める貴重な機会となりました。

多文化共生のあり方とリーダーシップ



第2部では、ラグビー元日本代表キャプテンの廣瀬俊朗氏が招かれ、多文化共生や効果的な組織作りについての講演を行いました。廣瀬氏は、ラグビーの経験を通じて得たリーダーシップ論をもとに、どのように異なる文化を持つ人々と協力し、共に成長できるかについて語りました。

廣瀬氏は、大阪府吹田市出身で、慶應義塾大学卒業という経歴を持っています。彼はラグビーの選手として活躍し、キャプテンとして日本一を達成した後、様々な社会的活動にも積極的に取り組んでいます。彼が設立した株式会社HiRAKUでは、スポーツを通じた地域振興や多文化共生を掲げ、多岐にわたるプロジェクトに関与しています。

ウェビナーの開催方法



本サミットは、リアル会場での参加とオンライン参加の両方が可能で、会場参加者は14時30分から受付を開始し、オンライン参加者もスムーズにイベントに参加できる体制が整えられていました。この新しい形式の開催方法により、全国から参加者が集まり、多様な視点での意見交換が行われ、活発な議論が展開されました。

大交流会でのネットワーキング



最後に、サミットの参加者同士が交流できる「大交流会」が開催されました。この場では、外国人支援に取り組む団体や企業の担当者が集まり、情報交換や連携の可能性について話し合う機会が設けられました。異なる背景を持つ関係者が結束し、未来の社会に向けた取り組みを更に推進する架け橋となる場となりました。

このように、第1回特定技能サミットは、特定技能制度の現状を理解し、多文化共生の重要性を再認識する貴重な機会でした。参加者は、多文化共生を促進するための新たなアイデアやネットワーキングを持ち帰り、今後の活動に生かすことが期待されています。

会社情報

会社名
NPO法人​ 外国人在留支援 コンソーシアム
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東京都墨田区緑一丁目二十一番十号 BR両国ビル2階
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