子どもたちの創造性が光る「キッズイルミナージュ2025」
2025年に初めて開催された「キッズイルミナージュ」は、子どもたちの想像力と独創性を展示する特別なイベントとして、多くの注目を集めています。全国から応募された338点もの作品の中から、優れた5作品が選ばれ、今後の展示に向けて多くの期待が寄せられています。
イベント概要と審査方法
このイベントでは、参加者が描いた絵を実際にイルミネーションとして表現する参加型企画です。一次審査では、作品の「見映え」や「光をまとった際の表現力」を基準にして、15作品を選出。それに続く最終審査は、オンライン投票や会場での来場者投票によって行われ、最優秀賞を含む各賞が決定されました。
受賞作品の紹介
受賞作品の中には、子どもたちの自由な発想が見事に反映されています。具体的には以下の通りです。
最優秀賞:「ぶどうオバケ」かんちゃん(5歳)
この作品は、ぶどうの形をしたキャラクターを大胆に表現したものです。可愛らしい大きな口やヘタのデザインが特徴的で、全体のバランスがとても良く、光に照らされることでその魅力が引き立つ評価がされました。
銀賞:「ぱんにゃーき」あかりーぬ(7歳)
パンと猫を組み合わせたユニークな作品で、特に頭にのったパンケーキが愛らしさを演出しています。見る人に思わず笑顔をもたらす温かさが評価されており、クリエイティブなアイデアに感心しました。
銅賞:「ハートちゃん」hidemune(4歳)
愛くるしいキャラクターを描いたこの作品は、4歳ならではの純真さと自由なアイデアが光ります。素直でのびのびとした表現力が審査員に高く評価されました。
イルミナージュ賞:「おもちねこ」ゆうさん(6歳)
柔らかい「おもち」とふわふわの「ねこ」を融合した独創的な発想が印象的です。猫の形状におもちらしい丸みがあり、見る人を惹きつけます。このテーマがしっかりと表現されています。
いこーよ賞:「みみぴょん飛行機」さらちゃん(9歳)
この作品は、飛行機にピンクの耳がついたデザインで、飛んでいる構図の中に色彩の意味を感じ取ることができます。イルミネーションに映える美しさが評価されました。
審査員の感想
審査員たちは、受賞作品を通じて子どもたちの独自の発想力と創造性に驚かされたと話しています。参加した作品はどれもオリジナリティに満ちており、観る人の心を照らすような温かさがあります。
展示会詳細
受賞作品を含め、一次審査を通過した15の作品は、神戸イルミナージュで展示されます。展示は2026年2月1日まで続き、イルミネーションとして制作されたこれらの作品の輝きを会場でぜひ体感してください。
主催者は、初開催に寄せられた多くの応募に感謝の意を表し、子どもたちの「光の世界」を形にしたことを嬉しく思うとコメントしています。今後も家族で楽しめるイベントを続けていく方針を示しました。