新たな投資の風
2021-04-01 15:30:02

中小企業の未来を拓く「マラトンキャピタルパートナーズ」設立の背景と展望

中小企業の未来を拓く「マラトンキャピタルパートナーズ」の設立



2021年4月1日に設立されたマラトンキャピタルパートナーズ株式会社は、中小企業に特化した投資会社として、新たな挑戦を開始しました。日本の中小企業が直面する事業承継問題や人材不足、さらにはコロナ影響による経営基盤の脆弱化といった課題に取り組むことを目的としています。また、デジタル化(DX)や海外展開のサポートも行い、企業が持続的に成長できる環境を整えることを掲げています。

設立の背景と中小企業の現状



近年、日本の中小企業は「2025年問題」と呼ばれる深刻な事業承継の課題に直面しています。特に、長年にわたり培われた経営ノウハウやブランドが次世代に受け継がれず消失するケースが増加。さらに、人手不足が続く中、経営資源が不足する現状にも悩まされています。こうした現実を踏まえ、多くの投資家が適切な資金運用先を見つけにくくなっている中、マラトンキャピタルパートナーズは、特にスモールキャップ・マイクロキャップ企業への投資を通じて、中小企業を支援することに専念しています。

マラトンキャピタルパートナーズの特徴



社名に込められた「マラトン」という言葉には、持続可能な成長を追求する姿勢が表れています。代表メンバーは、業界最多の60件以上の投資経験を有しており、成功に導くためには徹底的な分析と、それに基づく適切な戦略が必要だと認識しています。このような戦術を用いて、まさにマラソンにおいて少数の軍が勝ち得る戦略的思考を企業経営にも取り入れ、他の投資会社とは一線を画す支援を行う方針です。

投資先支援の具体的な手法



1. 経営者ネットワークの活用
日本プロ経営者協会と連携し、戦略的な経営支援を提供します。国内のリーダーたちとのネットワークを駆使し、現場での具体的なアドバイスを提供することが特徴です。

2. DX・BPO戦略の導入
多くの中小企業が抱えるデジタル化の壁を取り払い、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)やデジタルトランスフォーメーションの導入を促進します。これにより、企業の効率を高め、競争力を強化します。

3. アジア市場への進出支援
アジア市場の潜在能力を最大限に引き出すため、現地のネットワークを活用し、企業の海外進出を全面的にサポートします。特に成長著しいアジアでの需要獲得を目指します。

4. PR戦略の立案と実行
トップクラスの広告代理店と提携し、中小企業が魅力を最大限に発信できるようにPR戦略をサポートします。これにより、売上向上を図ることが期待されます。

チームメンバーの経歴



マラトンキャピタルパートナーズの中心人物は、各分野における豊富な経験を持つ専門家たちです。代表取締役の小野俊法氏は、国内の不動産ファンド運用で得た洞察を活かし、安定したファンド運営を目指しています。また、取締役の和田耕太郎氏は、中小企業の資金調達や事業承継支援に注力し、多彩な投資案件に携わっています。さらに、コンプライアンスオフィサーの砂田有史氏は法律面でのバックアップが強固であり、法務に関するノウハウも豊富です。

まとめ



『マラトンキャピタルパートナーズ』の設立は、中小企業にとって希望の星となることが期待されます。国内外の投資家と協力し、経営課題解決に向けて執拗に取り組む姿勢は、今後の成功に大いに寄与するでしょう。そして、彼らの活動が日本の中小企業にどのような新風をもたらすのか、今後の展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
マラトンキャピタルパートナーズ株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービルディング21階
電話番号
03-6634-7901

トピックス(経済)

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