介助犬育成の新しい形
2025-05-22 11:55:48

介助犬育成現場を360°で体験!日本介助犬協会が新しい施設紹介ページを公開

介助犬育成現場の全貌が360°で見える新しいページ



社会福祉法人日本介助犬協会が、介助犬の育成現場をより身近に感じてもらうため、公式ホームページの「施設紹介ページ」を全面的にリニューアルしました。このリニューアルは、特に2025年5月1日に行われ、愛知県長久手市に位置する介助犬総合訓練センター「シンシアの丘」を紹介する内容になっています。

介助犬総合訓練センターとは?


このセンターは、2009年に開所され、全国でも初めての介助犬総合訓練施設として、大きな役割を果たしています。ここでは、訓練犬たちが専門的なトレーニングを受けるだけでなく、将来の介助犬を希望する障がい者が実際に訓練犬と共に宿泊しながら訓練を受けることができるという特別なプログラムも実施しています。

新たに導入された360°カメラ機能


リニューアルで最も注目を集めているのは、360°カメラによる施設見学機能です。この機能により、どこにいてもパソコンやスマートフォンから、普段は目にすることができない訓練環境や犬たちの日常を味わうことができるようになりました。視覚的に迫力のあるこの体験を通じて、介助犬の育成や役割に対する理解が一層深まることでしょう。

リニューアルのポイント


  • - 360°動画の展開:施設の一部分を見渡すことができ、介助犬育成の現場を実感できます。
  • - 分かりやすいレイアウト:各エリアの詳細を写真と説明で紹介し、視覚的にわかりやすく整理しました。

担当職員の想い


このリニューアルにあたっては、「介助犬は障がいを持つ方々の日常生活を支える重要な存在であるが、その必要性が十分に理解されていない」との認識がありました。社会全体での理解を深め、介助犬に対しての関心を高めたいとの思いから、リニューアルを実施しました。訪れるすべての人にこの取り組みを知ってもらい、多くの人に介助犬の存在を感じていただきたいと考えています。

介助犬とは?


介助犬は、肢体に障がいを持つ方の生活を支えるために訓練された犬で、落とした物を拾ったり、緊急時に連絡手段として携帯電話を持ってきたり、靴を脱ぐ手伝いをしたりと、その役割は多岐にわたります。現在、日本国内で活動している介助犬は57頭(2025年4月現在)で、盲導犬や聴導犬と並ぶ重要な存在として位置づけられています。

日本介助犬協会の幅広い取り組み


愛知県と神奈川県に拠点を持つこの協会は、介助犬の普及活動を行うだけでなく、その犬たちの個性を活かした取り組みも行っています。たとえば、動物介在活動や療法、虐待や性被害を受けた子どもたちへの付添犬の提供など、さまざまな活動を広く行っています。

施設紹介ページのURLとお問い合わせ


リニューアルした施設紹介ページは、こちらのリンクからご覧いただけます: 施設紹介ページ

またお問い合わせは、以下の方法でどうぞ。
TEL:045-476-9005
MAIL:[email protected]

ぜひこの機会に、介助犬やその育成活動について知識を深め、新たな視点を得ていただければと思います。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
社会福祉法人 日本介助犬協会
住所
神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-9新横浜フジカビル301号室
電話番号
045-476-9005

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。