福岡からインドネシアへ行く高校生たちの文化交流
2024年12月、福岡市立福翔高等学校の生徒6名と引率教員1名が、インドネシアのジャカルタで行われるJENESYS派遣プログラムに参加します。このプログラムは、外務省が主導する対日理解促進交流の一環であり、参加者は「生活文化」をテーマに交流活動を行います。
日程と活動内容
派遣期間は12月3日から12月10日まで。まず、福岡空港から仁川国際空港経由でスカルノハッタ空港に到着します。その後、在インドネシア日本国大使館やインドネシア青年スポーツ省への表敬訪問を行い、現地の文化や教育についての講義を受けます。さらに、歴史的な場所であるイスティクラル・モスクやカテドラル、Pasar Baruなどの視察を通じて、インドネシアの多様性を体感します。
学校交流とホームステイ
参加者は現地の高校生との交流活動も行います。SMA Labschool KebayoranやSMKN 37 Jakartaでの学校訪問を通じて、授業や文化についての学びを深めるほか、家庭でのホームステイを通じて直接的な生活文化の体験が期待されています。これにより、異なる習慣や文化を肌で感じ、理解を深める貴重な機会になるでしょう。
現地の人々との交流
インドネシアで出会う人々に日本の魅力を積極的に伝えることで、参加者自身が国際的な視野を広げ、日本への理解を促進する役割を果たします。このプログラムでは、互いの国の魅力を共有し、新たな友好関係を築くことが重要なテーマとなっています。文化的な違いを理解し合うことは、将来の国際関係にとっても重要なステップです。
JICAなどの視察
さらに、JICAインドネシア事務所の視察や講義も行われ、ODA(政府開発援助)や国際協力への理解を深めます。日本政府や関連機関がインドネシアの社会問題にどのように取り組んでいるのかを学ぶことで、国際的な視野を広げることにもつながります。
交流プログラムの意義
このJENESYSプログラムを通じて、参加者は自己の成長を促しながら、国際理解を深めていくことが期待されます。異文化交流は、ただの経験を超え、お互いの国を理解し、友好関係を築く基盤となります。福岡の高校生たちのインドネシアでの経験が、彼ら自身にとっても未来への大きな一歩となることでしょう。
終わりに
今後もこのような国際交流が進められ、若い世代への多様な学びの場が提供されることを期待します。本プログラムが成功することを心より願っています。