無人受付システムとクラウドセキュリティの連携
M-SOLUTIONS株式会社が提供する無人受付システム「Smart at reception」が、同じくM-SOLUTIONSの特徴あるサービスである「HENNGE One」との連携を発表しました。この連携により、企業の受付業務は大きな革新を迎えることが期待されています。
Smart at receptionとは?
「Smart at reception」はiPadを活用した無人受付システムであり、オフィスや工場、店舗など多様なシーンで利用が可能です。特に工場向けの「Smart at reception for FACTORY」、店舗向けの「Smart at reception OneTouch」というモデルが存在し、それぞれのニーズに応じた適切なソリューションを提供しています。これにより、オペレーションの効率化が図れるだけでなく、人手不足の問題をも解決に導く手助けとなります。
HENNGE Oneとの連携の意義
この連携において最も注目すべきは、HENNGE Oneを利用する企業が「Smart at reception」へのシングルサインオンが可能になることです。これにより、従業員は複数のIDやパスワードを管理する手間から解放され、よりスムーズに業務を進めることができるようになります。
加えて、HENNGE Oneのセキュリティ機能を通じて、IP制限やデバイス証明書を利用した多要素認証が実現され、不正アクセスのリスクが大幅に軽減されます。これにより、受付システムをより安心してご利用いただける環境が整います。
受付システム市場の背景
日本国内における受付システム市場は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進や、非接触ニーズの高まりといった要因から年平均10%前後で成長しています。この成長は2025年頃には約476億円に達すると見込まれています。これに伴い、受付業務のセキュリティ面についての懸念も高まっており、個別アカウント運用やパスワード共有といった課題が残されています。こうした背景の中、M-SOLUTIONSとHENNGEの連携は、業界のニーズに応えるものとして評価できるでしょう。
Smart at receptionの評価
「Smart at reception」はIT製品のレビューサイトITreviewでも高く評価されており、最高位の「Leader」を獲得しています。ユーザーからは4.2以上(最大5)の評価を得るなど、その信頼性は多くの企業に認知されています。これにより、業務のデジタル化が進む中で、より多くの企業がこのシステムを導入する動きが加速しています。
HENNGEについて
HENNGEは「テクノロジーの解放で、世の中を変えていく」という理念のもと、国産クラウドセキュリティサービスとして過去に数々の実績を持つ企業です。多様な機能を持つ「HENNGE One」は、組織の生産性向上を支えるために開発されており、セキュリティ面でも信頼を集めています。
まとめ
無人受付システム「Smart at reception」とクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」の連携は、今後の業務のデジタル化をさらに加速させることが期待されます。両社の協力により、利便性とセキュリティが両立された新しい受付スタイルが実現されるでしょう。