美と静けさを感じる旧白洲邸武相荘、初のプロモーション映像公開

旧白洲邸武相荘の魅力を再発見するプロモーション映像

旧白洲邸武相荘は、白洲次郎と正子夫妻が1942年に移り住んだ場所です。彼らは東京都町田市能ヶ谷に位置するこの地を、和と洋が融合した素敵な空間へと変貌させました。朝の光に包まれた庭や、和風の個性豊かな建物が訪れる人々を迎え入れるこの場所は、今もなお多くの人々に愛されています。今回、株式会社こうげいが制作したプロモーション映像が、これらの魅力をさらに広めることを目指しています。

公式プロモーション映像はこちらからもご覧いただけます: 旧白洲邸武相荘プロモーションムーヴィー

武相荘の歴史

白洲夫妻がこの地に足を踏み入れてから現在まで、彼らの影響は色濃く残っています。「武相荘」という名称は、武蔵国と相模国の境界を示しているだけでなく、次郎の人付き合いの下手さから来た言葉遊びでもあります。この家は歴史の名物ともなり、皇族や政府の高官、作家など様々なジャンルの文化人が集うサロンとして活動しました。彼らの交友関係はたいへん広範で、訪れる人々を惹きつけています。

現在の武相荘

現在、旧白洲邸の母屋は一般公開されており、展示されている衣類や書簡、骨董の器などを通じて、白洲夫妻の生活や嗜好を垣間見ることができます。また、隣接する庭園は正子により手入れされ、日本の古来種の草木が四季折々の風情を楽しませてくれます。訪れた人々は、夫妻の息吹を感じ取ることができるでしょう。

プロモーション映像の内容

新たに公開されたプロモーション映像には、夫妻の未公開映像や写真が多く使われています。館長である牧山圭男は、この場所が多くの人々に愛されていることを語り、「開館からこれまでに約100万人が訪れました。今後もさまざまなイベントを通じて発信を続けていきます」とコメントしています。

音楽の魅力

映像の音楽は、ヨーロッパやアメリカで広く人気を集めているアーティスト、野崎良太（Jazztronik）によって制作されました。彼は、「武相荘は東京の中に、日本の美と静けさを感じられる場所で、非常に光栄です。映像の中で感じてほしい静けさや時の流れの感覚を音で表現しました」と述べています。映像は東京のFM局J-WAVEのナレーションが入り、視覚だけでなく耳でも楽しめる内容となっています。