宮崎県国富町では、株式会社九州パール紙工からの企業版ふるさと納税を活用した食育教室と感謝状贈呈式が開催されました。
7月4日(木)に国富町立本庄小学校で行われたこのイベントでは、6年生の児童たちが、牛肉の生産過程について貴重な学びを得ました。
実際に牛を育てている畜産農家の笹森啓太さんと、JAみやざき畜産部の黒肱課長が、牛が生まれて肉として提供されるまでの過程を分かりやすく解説しました。児童たちは、牛の飼育について熱心に耳を傾け、質問も積極的にしていました。
その後、中別府尚文町長から、株式会社九州パール紙工の坂本正光代表取締役社長へ感謝状が贈呈されました。この寄附は、物品(牛肉)によるもので、国富町では初めての試みとなります。
当日は、国富町内の全小中学生約1,300人に、寄附された宮崎牛を使った献立が提供されました。本庄小学校6年生の児童たちは、国富町産宮崎牛のサイコロステーキを笑顔で味わっていました。
「給食が美味しい」「お肉が柔らかい」という声が聞かれ、児童たちは、地元産の牛肉の味を堪能していました。
今回の食育教室は、児童たちに食の大切さを理解させ、地元の産業や文化への関心を高める貴重な機会となりました。また、企業版ふるさと納税を活用することで、地域活性化にも貢献しています。