富岡製糸場がARで進化！オリジナルフォトフレーム体験で歴史と最新技術が融合

群馬県富岡市にある富岡製糸場は、日本初の本格的な機械製糸の工場として、その歴史的価値から2014年にユネスコの世界遺産に登録されました。現在も多くの観光客が訪れる人気の観光スポットですが、近年では若い世代の来場者増加が課題となっていました。

そこで、富岡製糸場は、AR技術を活用した新たな観光体験を提供することで、若い世代にも魅力的な観光スポットとしてアピールすることを目指しています。2022年4月15日より、富岡製糸場オリジナルARフォトフレームが登場しました。

このARフォトフレームは、スマートフォンやタブレットのカメラを通して、富岡製糸場を背景に写真撮影ができるというものです。場内7か所に設置されたQRコードを読み込むことで、ARフォトフレームが起動します。撮影した写真は、SNSでシェアすることも可能です。

ARフォトフレームは、富岡製糸場の歴史や文化をより深く理解できるだけでなく、SNS映えする写真も撮影できるため、若い世代にも好評を得ています。

富岡製糸場オリジナルARフォトフレームは、富岡製糸場とARコンテンツ開発会社である株式会社ProVision、そして高崎商科大学地域連携センター「工女プロジェクト」の学生との共同企画によるものです。ProVisionは、これまでも様々な文化施設へのARコンテンツ提供を通じて、地方創生に貢献しています。

富岡製糸場オリジナルARフォトフレームは、2022年12月28日まで提供予定です。富岡製糸場を訪れる際には、ぜひARフォトフレームで思い出の写真を撮影してみてはいかがでしょうか。