地鶏×ECプロジェクト
2020-08-28 16:13:57
個人飲食店と生産者の新たな挑戦地鶏を使ったECプロジェクト
飲食店が直面するコロナの影響
最近、飲食業界はコロナウイルスの影響を大きく受けています。特に個人経営の飲食店は、客足が減少する中で、いかに経営を維持するかが大きな課題となっています。しかし、そんな中で生まれた新たな挑戦があります。大阪の福島にあるイタリアンダイニングを運営するcjt-foodの代表、吉田さんが始めたプロジェクトは、鹿児島黒さつま鶏を使ったEC販売を通じて、生産者と消費者を直接繋ぐ取り組みです。
吉田さんの経歴と成り立ち
吉田さんは33歳、「福島エリア」という大阪のグルメな街で6年前に独立開業しました。このエリアでは、多くの有名シェフが独立する地であり、非常にレベルの高い飲食店が立ち並ぶ中、彼も必死に努力を重ねていまや3店舗を経営するまでになりました。
特にコロナ禍の影響で、飲食店は多くの苦境に直面しましたが、吉田さんは生産者との関係を強化し、消費者に直接商品を届ける新たなビジネスモデルを模索することになったのです。
黒さつま鶏との出会い
このプロジェクトの出発点となったのは、吉田さんが鹿児島を訪れた際に味わった黒さつま鶏との出会いです。 和食店でその美味しさに感動し、ぜひ自分の店でも提供したいと生産者にコンタクトを取りました。生産者たちは高い基準で飼育を行い、じっくりと育った黒さつま鶏から自信を持って美味しさを引き出す方法を常に探求しています。
コロナ禍での対策とEC販売の開始
吉田さんは、コロナ禍での生産者の厳しい状況を知り、地鶏という素晴らしい食材を無駄にせず、全国の皆さんに届ける道を探り始めました。EC販売への取り組みを試行錯誤しながら進め、最終的には、鶏しゃぶセットを開発するに至りました。これは鶏の特性に合わせた食べ方にこだわり、飼育期間の長い黒さつま鶏の良さを最大限に引き出すことを目指しています。
鶏しゃぶセットの魅力
鶏しゃぶセットには、特製鶏白湯スープ、山芋入りつくね、もも肉とむね肉のスライスが含まれています。これに国際薬膳師監修のスパイスキットを同梱した商品もあり、現代の健康志向に応える工夫がされています。
特に、薬膳のトレンドに乗る形で、スーパーフードとも呼ばれるスパイスを使用し、美容や健康への配慮もされています。このような商品は今後、より多くの消費者のニーズに応えて、EC販売の主力商品として展開される予定です。
今後の展望と期待
今後も吉田さんは、生産者と消費者を繋ぐ架け橋としてより多くの商品開発を進めていく意向を示しています。彼の思いが込められた商品を一人でも多くの人に届け、美味しい地鶏の魅力を広めていくことが目標です。吉田さんは「STAY HOME」でありながら、食の楽しさを提供する活動をこれからも続けていくでしょう。
最後に、もし読者の皆さんに大阪へ訪れる機会があれば、ぜひ彼のお店に足を運び、生の声を聞いてみてください。美味しい料理を囲みながら、楽しい時間を過ごすことができることでしょう。
会社情報
- 会社名
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TOLAH株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区堂山町7-22ステージ中通りビル4階
- 電話番号
-
06-6364-6900