PIXTAがAI研究支援のためのシルバースポンサーに参加
ピクスタ株式会社(以下、PIXTA)は、今後の人工知能(AI)技術の発展を背景に、2025年度に開催される「人工知能学会全国大会」と「画像センシングシンポジウム」にシルバースポンサーとして協賛することを発表しました。PIXTAは、豊富な機械学習用画像や動画データセットを提供するマーケットプレイスとして知られていますが、その協賛に至った背景には、AIの研究・開発を助けたいという強い思いがあります。
AI研究の重要性
AI技術の進化には、高品質なデータが不可欠です。特に、日本に特化した商用利用が可能な学習データを獲得することは、研究を行う上で非常に重要です。しかし、権利関係のクリアされたデータを集めることには、多くの研究者が困難を抱えています。そのため、PIXTAはAI研究者への支援を強化し、必要なデータを提供することで、盛り上げていきます。
PIXTAの役割と特徴
PIXTAは、機械学習用に権利クリア済みの日本特有の画像・動画データを多数抱えています。特に注目すべきは、著作権や肖像権がクリアされたデータを一億点以上もストックしている点です。これにより、AI研究開発者は手軽にデータを収集し、より良い研究成果を生み出すことが可能となります。研究者に向けた取り組みとして、PIXTAは各種リーフレットやチラシを会場に設置し、そのサービスの具体的な内容を紹介します。
具体的なサービス内容
- - 機械学習用データセット:日本人や日本特有の画像や動画を収集し、要件に応じたデータセットを提供します。
- - オーダーメイドデータセット:研究者のニーズに応じて、様々な被写体テーマを持つオーダーメイドのデータセットも用意しています。
- - 高精度なアノテーションサービス:99.98%の精度を誇るアノテーション技術を活かし、教師データ・検証データの収集をサポート。
- - 撮影サービス:特定の条件に基づいた撮影も可能で、新たなデータ収集のニーズにも対応します。
学会とシンポジウムの役割
2025年度には、AI学会全国大会が大阪で開催され、多くの研究者が最新の研究成果を発表します。同会は、AIに関する講演やパネル討論も行い、その成果や知見をシェアする重要な場となります。一方、画像センシングシンポジウムにおいても、機械学習やパターン認識に関する技術が議論され、様々な研究者による発表が行われます。PIXTAは、こうした機会を通じて、AI技術の発展に貢献することが期待されます。
まとめ
PIXTAのシルバースポンサーとしての協賛は、AI研究の支援を目的とした重要な一歩となります。商用利用が可能で権利クリアされたデータを提供する私たちは、情報の提供だけでなく、参加者とのネットワーキングを通じて、日本国内におけるAI開発の活性化にも寄与することが目指されています。これからの研究や開発にあたり、PIXTAはその強みを存分に活かし、これからも多くの研究者とともに成長していく形をデザインしていくでしょう。