名古屋栄の「まゆりなclinic」で新たなニキビ跡治療が始動
名古屋市中区栄に位置する「まゆりなclinic」にて、患者一人ひとりの肌に合わせたニキビ跡治療法、「まゆりな式ニキビ跡治療」が新たに提供されることが明らかになりました。この治療法では、サブシジョンとマイクロサブシジョンという2つの技術が駆使され、効果的なアプローチが行われます。
従来の治療法の限界
これまで、ニキビ跡の凹みを解消するために、ダーマペンやフラクショナルレーザー、さらにマイクロニードルRFなどのさまざまな表面からの治療が主流でした。このような方法では、皮膚表面にダメージを与えることで自己修復機能に期待を寄せるものでありましたが、目に見える効果を得るためには多くの回数を必要とします。患者の中には、この回数の多さに途中で治療を諦めてしまう人も少なくありませんでした。
サブシジョンの登場
ここで新たに注目されているのが「サブシジョン」です。これは、凹みの原因である線維性組織の牽引力を断ち切るための手法であり、アプローチの仕方が従来とは大きく異なります。サブシジョンによって、凹みを改善する可能性が飛躍的に向上しました。また、まゆりなclinicではこの治療の実績が豊富で、多くの患者に良好な結果をもたらしています。さらに、近年はサブシジョンなしの治療法が少なくなる傾向にもあります。
サブシジョンとマイクロサブシジョンの違い
サブシジョンは、一般的に皮膚の深い層に働きかけ、強固な線維を切断しますが、表面近くに存在する線維の処理が難しいという課題も抱えていました。ここに登場する新技術が「マイクロサブシジョン」です。これは、キュアジェットという特別な医療機器を用い、皮膚の表層近くをターゲットにしています。微細な線維を切断する働きがあり、より早く効果を実感できる治療法として注目されています。
オーダーメイド治療の重要性
個々のニキビ跡には異なる種類(ボックスカー型、ローリング型、アイスピック型)がありますが、「まゆりな式ニキビ跡治療」はその患者の肌質や凹みの種類に応じたオーダーメイドの対応をしています。たとえば、通常のサブシジョンが効果的なのはローリング型であり、ボックスカー型やアイスピック型は特にマイクロサブシジョンによる効果を期待できます。これに加えて、サブシジョンのテクニックとマイクロサブシジョンを併用することで、さらなる相乗効果が生まれます。
治療の流れと効率化
ニキビ跡の治療は、大きく分けて3つの段階に分けられます。まず初めに行うのが通常のサブシジョン、次にマイクロサブシジョン、最後にダーマペンなどの表面的なアプローチです。この手順を踏むことで、無駄なく効果的に凹みを改善できます。深層からの治療を行うことで、後戻りのリスクを減少させるとともに、治療にかかる時間とコストの効率性を高めることが期待されます。
変わりゆくニキビ跡治療の風景
最近の調査によると、15~45歳の男女の6割近くがニキビ跡に悩みを抱えているという結果が出ています。このような背景の中で、従来の治療方法から脱却し、サブシジョンや新技術の導入が図られています。将来的には、より短期間で効果的な治療法が普及し、患者が抱える悩みを解消する新たな時代を迎えるかもしれません。
まゆりなclinicの基本情報
「まゆりなclinic名古屋栄」は、名古屋市中区栄3-27-1 SAKAE PLACEの3階に位置し、最寄り駅からも徒歩圏内でアクセスも良好です。診療時間は、月・金・土が11:00から20:00、水・木・日が10:00から19:00、火曜日は休診日です。これからのニキビ跡治療において多くの人々に新たな希望を提供する場所として、注目されるでしょう。