菊花展の魅力
2024-10-23 20:45:13

横浜・三溪園で開催される「菊花展」の魅力と見どころ

菊花展の魅力に迫る!



2024年の秋、神奈川県横浜市に位置する国指定名勝「三溪園」で、伝統的な美を感じながら菊花を楽しむ「菊花展」が開催されます。この展示会は、1964年から続く横浜市最大規模の菊花展示会であり、約400点の美しい菊花が揃い、観光客や地元の方々に愛されています。

展示内容と焦点



本イベントでは、大菊や江戸菊、三菊といった多様な菊が展示されます。特に、中央広場に並ぶ大菊の花々は直径18cm以上のサイズを誇り、目を引く色と形が豊かで、来場者の心をつかむことでしょう。また、正門藤棚広場では、小菊を用いた盆景や盆栽が展示され、これらは三溪園や神奈川県内の名所を模して表現されています。

菊花のお手入れ講座



さらに注目すべきは「見どころトーク」と呼ばれるイベントです。神奈川県内のトップレベルの技術を持つ横浜菊花会の名人たちが、菊花のお手入れの秘訣や観賞ポイントを分かりやすく解説します。この講座は、栽培が難しいとされる菊花の魅力を無料で学ぶ貴重な機会です。トークイベントは11月の初旬から中旬にかけて行われます。

特別展示:フラワーアレンジメント



また、フラワーデザイナーの五十嵐道子氏による特別展示があります。重要文化財として知られる「旧矢箆原家住宅」で、伝統的な合掌造りの空間を利用した迫力のあるフラワーアレンジメントが展示されます。菊花を中心としたアレンジメントは、古民具を活かしながら華やかに飾られ、参加者にとって印象深い体験になることでしょう。

自然観察会も開催



三溪園では、自然観察会も予定されています。紅葉の季節に合わせ、園内の植物の美しさを楽しむためのガイド付きの観察会が実施され、こちらも無料です。

三溪園について



三溪園は、明治時代に実業家・原三溪によって創設され、300年以上にわたる歴史を持ちます。広大な面積を誇り、元々は生糸貿易で得た資産を基に、日本庭園として発展してきました。園内には、歴史的価値の高い建築が配置され、美しい自然と一体となっています。

開園当初の「遊覧御随意」という理念から、三溪園は地域の文化を支える場所としても知られています。戦後、横浜市に譲渡された後は、財団法人によって管理され、現在でも多くの人々に愛されています。

最後に



「菊花展」は、横浜市が誇る伝統的な文化と自然の美しさを楽しむ絶好の機会です。ぜひ、足を運んでその魅力を体感してください。入園の際は、別途入園料が必要ですが、展示内容はすべて無料で観覧できるため、気軽に訪れることができます。

開催日時:2024年10月26日(土)〜11月24日(日) 9:00〜16:00(入園料:大人900円、小中学生200円)
特設会場は、中央広場、正門藤棚広場、旧矢箆原家住宅の3か所です。機会があれば、ぜひお立ち寄りください!


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会社情報

会社名
横浜市
住所
横浜市中区本町6丁目50番地10
電話番号

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