Value Wayとジャストラ!
2024-03-15 09:53:55
コーヒーの未来と地域再生:Value Wayが参加したETIC.主催「ジャストラ!」プログラム
コーヒーの未来と地域再生:Value Wayが参加したETIC.主催「ジャストラ!」プログラム
2023年10月設立のValue Way株式会社は、コーヒー豆の持続可能な生産と消費を目指し、革新的な取り組みを展開する企業です。コーヒー豆の生産量は、気候変動の影響で2050年には半減すると予測されており、同社はこれを「コーヒー2050年問題」と捉え、その解決に挑んでいます。
この度、Value WayのCOOである西出裕貴氏は、NPO法人ETIC.が主催する地域活性化プログラム「ジャストラ!」の中間報告会およびフィールドワークに参加しました。このプログラムは、J.P.モルガンの支援を受け、地域社会のグリーンシフトを推進する中小企業などを支援するもので、北海道下川町で3月1日、2日に開催されました。
ジャストラ!プログラムと下川町フィールドワーク
「ジャストラ!」は、地域社会の公正な移行(ジャスト・トランジション)を目指すプログラムです。北海道下川町では、循環型森林経営やゼロエミッションの木材加工など、環境に配慮した持続可能な地域づくりが進められています。
中間報告会では、全国各地から集まった参加団体が、それぞれの取り組みについて発表を行いました。Value Wayは、コーヒーサプライチェーンにおけるカーボンフットプリントの算定・可視化、コーヒーカスの再資源化、カーボンクレジット開発支援といった活動について報告しました。
フィールドワークでは、下川町の森林や木材加工施設などを視察し、地元事業者と意見交換を行いました。参加者たちは、地域課題の解決に向けた具体的なアイデアを出し合い、活発な議論を展開しました。
Value Wayの取り組みとジャストラ!への参加理由
Value Wayは、コーヒー豆の生産から消費までの全過程における環境負荷を低減するため、様々な取り組みを行っています。具体的には、リジェネラティブ農業によるコーヒーカスの再資源化、カーボンフットプリントの算定・可視化サービスの提供、カーボンクレジット開発支援などです。
西出氏は、ジャストラ!プログラムへの参加理由について、「国内外の公正な移行に係る事例やプロセスを学び、プログラムメンバーとの意見交換を通じて、コーヒーに携わる誰もがより良い状態になる機会を作りたい」と述べています。Value Wayは、単なる経済活動にとどまらず、環境保全や社会貢献にも配慮した持続可能なビジネスモデルの構築を目指しています。
西出裕貴氏プロフィール
Value Way株式会社のCOOである西出裕貴氏は、多様な地域創生プロジェクトに携わってきた経験豊富な人物です。全国各地で活動を行い、組織活性化やコミュニティ形成にも精通しています。
Value Way株式会社概要
Value Way株式会社は、2023年10月に設立された企業です。コーヒー2050年問題への対策として、サプライチェーンにおけるカーボンフットプリントの算定・可視化、コーヒーカスの再資源化、カーボンクレジット開発支援などを事業として展開しています。現在、コロンビア政府機関や米州開発銀行の支援を受け、南米コロンビアでもプロジェクトを進めています。
まとめ
Value Wayの取り組みは、コーヒー産業の持続可能性を高めるだけでなく、地域社会の活性化にも貢献するものです。ETIC.主催の「ジャストラ!」プログラムへの参加は、同社の取り組みをさらに加速させる契機となるでしょう。今後、Value Wayの活動から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
Value way 株式会社
- 住所
- 兵庫県神戸市中央区浪花町56番地起業プラザひょうご内
- 電話番号
-