兵庫県でエコライフアプリ「SPOBY」がフードドライブ機能を導入
株式会社スタジオスポビーが開発したエコライフアプリ「SPOBY」は、2025年3月5日(水)より兵庫県内にて、フードドライブ機能による脱炭素計測の提供を開始します。この機能は、生活協同組合コープこうべの対象店舗での利用が可能であり、地域社会への貢献を目指します。
脱炭素に向けた取り組み
当社は脱炭素社会の実現を目指している企業で、2024年9月9日からは兵庫県で「ひょうご1.5℃ライフスタイルコンソーシアム」に参加し、県民の意識向上と行動変容を促進するプロジェクト「脱炭素エキデンひょうご」を立ち上げます。このプロジェクトは、官民が協力して脱炭素社会の実現を図るものです。
フードドライブ機能について
「SPOBY」の新機能であるフードドライブでは、自宅にある食べきれない食品を、支援を必要とする方に無償で提供します。環境省によると、日本国内での食品廃棄物は年間236万トンにも上るとされています。家庭から捨てられる食品は焼却時にCO2を排出し、またサプライチェーン全体でも大量のCO2が排出されるため、食品ロスは環境への大きな悪影響を及ぼしています。
フードドライブによる環境意識の向上
SPOBYを介してフードドライブを実施することで、削減できたCO2の量が「脱炭素ポイント」として可視化され、これらのポイントは特典と交換可能です。具体的には、実施したフードドライブによって生じた脱炭素量をアプリ内で確認でき、個々の環境意識の向上につながります。
脱炭素エキデンひょうごプロジェクトの概要
このプロジェクトでは、参加企業の従業員や県民、市民が一体となって脱炭素活動を進め、その取り組みの進捗を可視化します。具体的には、エコライフアプリ「SPOBY」を利用して、CO2排出の削減目標を達成することを目指します。
- - プロジェクト名: 脱炭素エキデンひょうご
- - 運営本部: 株式会社スタジオスポビー
- - 参画企業数: 県内外の民間企業50社(当初目標)
- - 実施期間: 2024年9月9日〜
- - 目標CO2削減量: 約300トン
参加する企業や県民が「ひょうご1.5℃ライフスタイル」を実践し、日常生活の中で脱炭素を意識した行動を促進することが期待されています。例えば、移動手段を自転車や徒歩に変更したり、マイボトルを使用したりといった中で、さまざまなアクションを取り入れています。
スタジオスポビーとは
スタジオスポビーは、人々の行動変容を促進し、社会課題を解決することをビジョンに掲げているソーシャルカンパニーです。脱炭素と健康を実現するアプリ「SPOBY」は、環境省と連携し、国内で唯一の先行地域に採用されています。このアプリを通じて、多くの方々が持続可能なライフスタイルを実践することができるようサポートしています。
この取り組みを通じて、兵庫県が持続可能な未来へ向けて一歩ずつ前進していくことを期待しています。