宇宙技術の新たな展開！DigitalBlastとアジア工科大学院の覚書締結

株式会社DigitalBlast（東京都千代田区、CEO：堀口真吾）が、タイに本拠地を置くアジア工科大学院（AIT）との間で重要な覚書を締結しました。この協定は、宇宙における研究とその利用を革新することを目指しており、両者の知見とリソースを融合させることで、新たなビジネスチャンスを探ります。2025年1月10日付けで締結されたこの覚書には、共同研究、知識共有および学生インターンシップの取り組みが含まれています。

1. MoU締結の意義

この覚書の締結により、DigitalBlastとAITは宇宙利用に関する研究開発の促進を目指します。堀口CEOは、両者が交流と相互繁栄に向けた活動をできることを喜ばしく思ったと語っています。特に、若いメンバーが集まり、多様な意見を取り入れるAITとの関係は、高度な人材育成や国際協力を促進する潤滑油となるでしょう。

2. 今後の活動計画

MoUに基づき、両者は以下の活動を実施する予定です。

- インターンシップやパートナーシップ締結に向けた協議
- 宇宙環境利用に関する協定に向けた調整
- 共同セミナーやワークショップの実施
- その他、共通の関心に基づく活動の実施

これにより、両者は宇宙技術の活性化に貢献し、未来の宇宙産業に新たな風を吹き込むことを目指しています。

3. DigitalBlastの革新的技術「AMAZ」

DigitalBlastは、小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ」を開発中です。この装置は人工重力を生成し、国際宇宙ステーション（ISS）で行われる実験において、異なる重力環境を作り出すことができます。AMAZは、実験区画を異なる回転速度で動かすことで、月面や微小重力環境のシミュレーションを可能にし、さまざまな生命体の重力応答に関する基礎データを取得する役割を果たします。2022年には、その栽培システムと方法に関する特許も取得しました。

4. アジア工科大学院の使命

アジア工科大学院（AIT）は、1959年に設立された国際的な高等教育機関であり、地域の持続可能な発展や経済統合を促進するために、工学や管理分野の高度な専門家を育成しています。AITとの協力により、DigitalBlastはより広範な知識とリソースを手に入れ、宇宙における革新的な実験を展開することが期待されます。