スポーツの祭典「パリ五輪」開催を記念して、ザ・シネマがフランス映画特集!
洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」は、2024年7月26日から8月11日にかけて開催される「パリ五輪」に合わせ、パリとフランスを舞台にした映画を2か月連続で特集放送します。
今回の特集は、パリ五輪の歴史、街並みや文化、そしてフランス映画界の才能に焦点を当て、厳選された13作品を3つのテーマに分けてお届けします。
100年の時を超えてパリで再び
1924年のパリ五輪を舞台にした『炎のランナー』は、人種差別と闘いながら友情を育む2人の陸上選手の物語を描いたアカデミー賞4部門受賞の名作です。100年前のパリ五輪の熱気を、現代に蘇らせる作品として注目です。
花の都パリ
フランス映画を語る上で外せないのが、パリの街並みや文化を描いた作品です。ソフィー・マルソーのデビュー作である『ラ・ブーム』は、13歳の少女の初恋を描いた青春ラブストーリー。パリの街並みを背景に、甘酸っぱい青春時代が描かれています。
他に、駅に置かれたピアノが不良青年の運命を変えた『パリに見出されたピアニスト』や、世界最高峰のバレエ団「パリ・オペラ座」の舞台裏に迫るドキュメンタリー『パリ・オペラ座夢を継ぐ者たち』など、パリの魅力が詰まった作品をラインナップしています。
注目のフランスの才能
フランス映画界には、才能あふれる監督たちが数多く存在します。今回の特集では、カンヌ国際映画祭などで注目を集めた気鋭の監督たちの作品も紹介します。
ローラ・キヴォロン監督のデビュー作『Rodeo ロデオ』は、男性中心主義のコミュニティで存在を証明しようとする女性の奮闘を描いた作品。カンヌ国際映画祭で高く評価されました。
アントナン・ボードリー監督のデビュー作『ウルフズ・コール』は、フランス海軍の全面協力を得て製作された潜水艦サスペンスアクション。臨場感あふれる映像とスリリングな展開が楽しめます。
マチュー・アマルリック監督の長編第4作『彼女のいない部屋』は、映像と音響のモンタージュによって人間の感情を表現した野心的な作品。女優ヴィッキー・クリープス主演で話題を集めました。
セリーヌ・シアマ監督の『秘密の森の、その向こう』は、スタジオジブリなどの日本のアニメ映画から影響を受けたファンタジー。娘、母、祖母の3世代が時空を超えて絆を深め合う、心温まる物語です。
ジュリア・デュクルノー監督の長編デビュー作『RAW少女のめざめ』は、青春映画とカニバリズムが融合した異色ホラー。カンヌ国際映画祭で注目を集めた衝撃作です。
ミシェル・アザナヴィシウス監督が、日本映画『カメラを止めるな!』をフランスでリメイクした『キャメラを止めるな!』は、オリジナル版へのリスペクトを感じられる作品です。
ザ・シネマでフランス映画を満喫しよう!
ザ・シネマでは、これらの作品を7月27日(土)から8月8日(木)にかけて放送予定です。フランス映画ファンはもちろん、パリ五輪に興味がある方も、ぜひこの機会にフランス映画の世界を堪能してください。
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