「コウゲイゲームショウ2025」開催概要
東京工芸大学は、2025年の1月11日(土)に『コウゲイゲームショウ2025』を開催します。このイベントでは、同大学の学生が演習授業を通じて制作した15作品のゲームが初公開され、来場者はそれらを自由に試遊することができます。
イベントの目的と意義
本ゲームショウは、学生自らが手がけたゲームを一般の方々に体験してもらう機会を提供するものです。学生たちはゲーム制作のプロセスを通じて、企画、デザイン、プログラミングの各スキルを磨き、その結果をフィードバックとして受け取ります。これにより、彼らはクリエイターとしての自立心を育むことが期待されています。
企画は、ゲーム学科の3年生が必修授業『ゲーム制作応用』で行います。この授業は4月からスタートし、学生たちは各自の専門分野に基づいてチームを編成します。5月には指導教員に企画案を提案し、承認を得てから制作を進めます。その後、制作途中でα版、β版を発表し、最終的にはこのゲームショウで完成版を公開、その後の総括としてファイナル発表を行う流れです。
今年の見どころ
2025年のゲームショウでは、個人制作が5点、チーム制作が10点、合計15作品が登場します。ゲームの種類も多彩で、テレビゲーム、VRゲーム、ボードゲームを含む、幅広い世代に楽しんでもらえる内容となっています。入場は無料で、どなたでも立ち寄って体験できるため、特にゲームに関心のある方々にとって魅力的なイベントです。
昨年の『コウゲイゲームショウ2024』では約210名の来場者があり、学生たちは直接的に一般ユーザーからのフィードバックを受け取り、貴重な経験を得ました。このように、学生たちが自らの作品について質問を受け答えることで、実際の声を聞くことができる機会は、彼らの成長に繋がっています。
ゲーム制作のプロセス
ゲームは、工学、数学、美学、文学、さらには心理学など、さまざまな分野の要素を取り入れています。東京工芸大学のゲーム学科では、専門の教員が幅広い知識とスキルを持ち寄り、学生たちにゲーム制作を学問として深く理解してもらうための教育を行っています。本学は1923年に設立され、テクノロジーとアートの融合を追求してきました。このゲームショウは、こうした理念を体現する重要なイベントでもあります。
イベント詳細
開催日時: 2025年1月11日(土) 13:00~17:00
場所: 東京工芸大学中野キャンパス6号館(6B01)
入場料: 無料(小学校低学年以下は保護者同伴が必要)
アクセス: 東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線 中野坂上駅下車 徒歩約7分
デモ展示予定作品
- - ウォーターウィーバー: 傘を開いて敵を倒そう!
- - スワップエース: 位置を変えて、運命を変える。
- - トラフィックナイツ: 神ゲー?いや髪ゲーだ!
- - チューチューダッシュ!: キュート&サバイバル!
- - バカデカ ド丼屋太陽軒: ドン!!!DON!!!デカ丼!!!
- - 気配切りプロジェクト: 音を聞き分けろ!!
- - ハックガンナー: 頭をぶん投げて体も戦況も変えろ!
- - ツーエイチツーオー: みずみずしい冒険を!
- - 亜魔: 目的のためなら自分自身を切り捨てる
- - ティルテット: Is your friend the best buddy ?
- - ペクタボット: あなたの足元が世界の中心
- - スイッチ: 切り替えて進もう
- - コーペレクション: ねえ、この資源何に使う?
- - スカウト!: 煌めく才能を、キミの手に!
- - ワンダーブック―知らない絵本の物語―: 絵本の世界を冒険!あなたはどの結末にたどりつく?
東京工芸大学は、テクノロジーとアートの融合を念頭に置いた教育と研究を進め、次世代のゲームクリエイターを育成していきます。これからも多くの方々にその成果を見ていただけることを楽しみにしています。