高性能EVバン「F11VS」が福岡倉庫株式会社に納車
昨年の「ジャパンモビリティショー2025」で名前を轟かせた積載1トン級の電動バン「F11VS」が、九州地域において初の納車を迎えました。この納車を行ったのは、商用電気自動車の開発や販売を手掛けるフォロフライ株式会社。納車先は、福岡市に本社を構える福岡倉庫株式会社です。福岡倉庫では、2024年から福岡市との協力のもと脱炭素化に向けた施策を進める方針で、このF11VSの導入はその一環として位置づけられています。
福岡倉庫は、環境に配慮した経営を模索する中で、2台のF11VSを導入しました。この決定は、車両の性能自体に加え、補助金を利用することによるコストの面でも優位性があったためです。従来のディーゼル車と比較して、経済性においても遜色がないと評価されています。
F11VSの特徴
F11VSは、積載量1トンを有する電動バンで、特に「ラストワンマイル」での輸送から中距離の運搬作業まで幅広く対応可能です。搭載された大容量バッテリーは82.8kWhで、航続距離は479km(WLTP)を誇ります。さらに、車両のサイズは全長4,990mm、全幅1,980mm、全高2,010mmという設計で、荷室は幅1,700mm、奥行き2,690mm、高さ1,380mmの広さを確保しています。
また、大型のスライドドアを備えているため、荷物の積み卸しが容易になります。運行においても、追従機能付きクルーズコントロールや、360度全方位モニターなどの充実した安全装備が完備されています。これにより、運転中の安心感が大幅に向上します。
さらに、快適さにも重点が置かれており、全席にヒーターとベンチレーション機能が装備されています。ドライバーにとって、寒い季節でも快適に運転できる環境が整えられています。
環境への貢献
福岡倉庫の福岡市との連携による脱炭素化の取り組みは、EVの導入を通じてさらなる推進が図られます。F11VSのような高性能電動バンの導入は、商業用途においても環境負荷の低減に寄与します。今後、より多くの企業がこのような電動バンを導入し、持続可能社会の構築に貢献することが期待されます。
まとめ
高性能のEVバン「F11VS」は、さまざまな方面での利便性が高く、その導入により経済性と環境保護を両立させる可能性を秘めています。福岡倉庫での初納車を皮切りに、今後の動向が注目されます。