住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」の最新機能
iYell株式会社(東京都渋谷区)は、住宅ローン業務を支援するためのクラウド型システム「いえーる ダンドリ」に新機能を導入した。この新機能は、金融機関とのデータ連携を強化し業務効率の向上を図るもので、利用者にとって大きなメリットとなることが期待されている。
「いえーる ダンドリ」とは
「いえーる ダンドリ」は、住宅事業者に向けて提供される業務支援システムである。主に住宅ローンに関する業務を効率化するために設計されており、従来のアナログなプロセスに潜む課題を克服する支援を行う。具体的には、住宅事業者が直面する煩雑な業務や、非効率な住宅ローン審査プロセスなどを解消することを目指している。
新機能により、特に事前審査の迅速化が実現した。なんと、最短15分で審査結果を得られるようになり、これによって住宅ローン契約にかかる手続きの時間が大幅に短縮される。これまで、手続き完了に長時間を要していた顧客にとって、これは大きな改善である。
クレディセゾンとのデータ連携
新機能の中心的な部分は、株式会社クレディセゾンの住宅ローン申込審査システムとのデータ連携だ。この連携により、「いえーる ダンドリ」を利用する全国の住宅事業者は、クレディセゾンの審査システムを利用する際に必要なデータのやり取りがシームレスに行えるようになる。これにより、顧客はよりスムーズに住宅ローンのプロセスを進めることが可能となった。
住宅ローンテックの未来
住宅ローンテック企業としてのiYellは、この新機能の導入に留まらず、今後もサービスの改善や強化を続ける方針だ。他金融機関との接続を強化し、その結果、金融機関の収益や業務効率化に貢献することを目指す。また、社会的課題であるカーボンニュートラルの達成や気候変動への取り組みも視野に入れ、それに対応したサービス提供へと進化していく予定である。
会社概要
iYell株式会社は、2016年に設立され、住宅ローン業務を中心に新しいテクノロジーの導入を進めている。同社の取り組みは、全ての住宅事業者がアクセス可能で、エンドユーザーにとっても使いやすい環境を提供することを目指している。今後もその動向から目が離せない。
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