千葉県の魅力を詰め込んだ新たな手土産「蒸しどらやき」プロジェクト
千葉県八千代市に本社を置く株式会社地域新聞社が、和洋菓子の名店「もりしん」と手を組んで、地元の農産物を活用した新しいスイーツ「蒸しどらやき」の開発に取り組んでいます。この新商品は、地元の魅力を全国へ発信することを目的としたもので、2024年4月から販売を開始する予定です。
地元名物を活かした新スイーツの開発
本プロジェクトの背景には、「地元に愛される商品を作りたい」という強い想いがあります。開発中の「蒸しどらやき」には、千葉県から採れた新鮮な農産物がふんだんに使われています。試作段階では、小松菜、ニンジン、ブルーベリー、牛乳、ピーナッツの5種類が選ばれており、それぞれが特徴的な風味と食感を持っています。
- - 小松菜: 鮮やかな緑色で、健康的な印象を与えます。
- - ニンジン: 自然な甘みを引き立てるために甘露煮を使用し、楽しい食感を演出。
- - ブルーベリー: 粒感を意識して残し、爽やかな酸味が特徴。
- - 牛乳: 懐かしい風味を持ち、コクがあります。
- - ピーナッツ: 柔らかく煮たピーナッツが新鮮さを引き立てています。
最初の試作段階を終え、今後は「梨味」の開発にも注力していく予定です。これは地域密着のフリーペーパー『ちいき新聞』の読者からの強い要望に応えたものです。商品名には千葉に関連する地名を取り入れる予定で、ネーミング案も募集しています。
読者参加型の試食会も実施
また、2025年2月7日には、地域新聞社が運営するママ読者コミュニティ「ちいきラボ」に所属する親子を対象に試食会を行いました。全6種類の蒸しどらやきが提供され、参加者からは高評価や貴重なフィードバックが寄せられました。子どもたちが「もっと食べたい!」と求める場面もあり、盛況のうちに終わりました。
参加者の声には、「小松菜が入っているのに食べやすい」「梨の果肉感が新鮮」「ピーナッツの味が良い」といったポジティブな意見が寄せられ、改善のヒントが得られました。これを受け、もりしんの社長はさらなる美味しさを追求する意欲を示しています。
ECサイト「ちいきの逸品」とは
「ちいきの逸品」は、千葉県の地元産品を中心にこだわりの品を取り揃えたECサイトです。地元新聞社としてのネットワークを活かし、作り手の魅力をダイレクトに伝えることを目指しています。特に千葉名産の落花生を使用した商品も豊富で、地域の特産品を全国に届けることで、千葉の文化と魅力を広げています。
和洋菓子の店「もりしん」について
千葉市若葉区に位置する「もりしん」は、和洋菓子の名店として地元の人々に長年愛されてきました。昭和46年の創業以来、精緻な仕上がりの和洋菓子を提供しており、贈答用や手土産としても重宝されています。伝統を守りつつ新しい感覚を取り入れた製品づくりに挑戦し続けており、その魅力はますます広がっています。
結語
新たな手土産「蒸しどらやき」に詰まった千葉の魅力が、どのように全国へ発信されるのか、今後の展開が楽しみです。2025年6月の販売開始をお楽しみに!