株式会社RYODENが北海道三菱電機販売のFA機器事業を譲受
株式会社RYODEN(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:富澤克行)は、北海道札幌市を本社とする北海道三菱電機販売株式会社の三菱電機のFA機器販売代理店事業を譲り受けることに関する契約を締結しました。この取り組みは、2026年1月5日に正式に事業を開始する予定です。
事業譲受の目的
北海道三菱電機販売は、地域において三菱電機のFA機器代理店事業を展開し、効率的な制御技術やネットワーク技術に基づいた高度なソリューションを提供してきました。これにより、生産性向上やコスト削減を顧客に提供し、持続的な成長に寄与しています。一方で、RYODENは国内の事業展開を進めており、特に北海道エリアにおいては、最近の契約で取得した北弘電社のFA事業と合わせ、新たな顧客基盤を築こうとしています。この事業譲受によって、北海道における三菱FA機器の代理店としての地位を一層強固にし、地域社会への貢献を図ります。
事業譲受の概要
譲受事業の内容
譲渡会社の概要
- - 会社名:北海道三菱電機販売株式会社
- - 所在地:札幌市東区北24条東2丁目5番15号
- - 代表者:田中厚
- - 設立:1979年5月1日
- - 資本金:3,600万円
- - 事業内容:電気機械器具の製造及び販売、電気工事業
- - URL:北海道三菱電機販売
契約締結日
事業譲受日(事業開始日)
会計処理の概要
この譲受は、企業結合会計上の「取得」に該当します。取得原価の配分や無形固定資産の償却期間については詳細を現在精査中です。
今後の見通し
RYODENは、日本国内で増加する人手不足や省エネに対するニーズをビジネスチャンスと捉え、全国規模での事業拡大を目指しています。この度の事業譲受は、中長期経営計画「ONE RYODEN Growth 2029 | 2034」におけるイノベーション戦略の一環であり、具体的な成果の一つです。また、北海道エリアでの製造業向けのソリューションビジネスを拡充し、安定した事業基盤を持つ北海道三菱電機販売のノウハウを活用することで、より信頼性の高いサービスを顧客に提供します。
具体的には、当社が得た技術力を最大限活かし、自動車、食品、半導体産業のニーズに応える製品提案を行います。さらには、エンドユーザーやシステムインテグレーターとの連携を強化し、地域社会の課題解決にも寄与していく所存です。自動化ニーズへの対応やエネルギー管理、カーボンニュートラルへの取り組みを通じて、FA機器の市場拡大を加速させていきます。
会社情報
RYODENは、「人とテクノロジーをつなぐ力で