岡山大学病院が次世代医療機器開発人材を育成
国立大学法人岡山大学が主催する「次世代医療機器開発人材育成プログラム」の受講生を募集しています。このプログラムは、医療機器の事業化を目指すすべての企業や研究者、医療従事者に向けて行われるもので、全6回のオンラインセミナーから構成されています。特に、医療機器開発に対する理解を深めたい方や新たな挑戦を考えている大変な期待が寄せられています。
プログラムの概要
この育成プログラムは2024年10月24日から2025年3月13日までの間に行われ、各回のセミナーはZoomを通じてオンラインで開催されます。最終回はオフラインとオンラインのハイブリッドで実施され、最先端の情報を提供します。受講料はすべて無料であるため、参加しやすい条件が整っています。各セッションでは専門家による講演や事例紹介が行われ、参加者のスキルアップにつながります。
対象者と定員
このプログラムは、企業の関係者や研究者、医療従事者、さらには大学院生まで幅広い層を対象としています。オンラインセッションは各日500人の先着で、最終回の現地参加には150人が定員とされています。定員に達し次第申込は締め切られるため、興味のある方は早めの申込みが推奨されています。
各回のプログラム内容
初回の2024年10月24日には、臨床ニーズの探索や医療機器の品質管理についての講演が予定されています。続く11月21日の第2回セミナーでは、医療機器審査の基本や保険戦略の構築がテーマとなります。12月19日には、医療機器審査の専門家が登壇し、歯科用医療機器のマーケティング戦略についても触れられます。
加えて、2025年1月23日には国際展開のチェックポイントや規制に関するセッションが行われる他、2月13日には知的財産戦略に関わる内容が提案されます。最後の回、3月13日には、消化器内視鏡デバイス開発に関する実践的な講演が予定されています。
参加方法と締切
参加希望の方は、各回の申込フォームにてお申し込みいただく必要があります。申し込みの締切は各回の開催日の1週間前であり、早めの行動が得策です。
お問い合わせ
プログラムに関する詳細や不明点は、岡山大学病院 新医療研究開発センターの人材育成事務局まで。関心のある方はぜひ、岡山大学病院の公式ウェブサイトをチェックしてみてください。
この育成プログラムは、医療機器の開発に従事する次世代の人材を奨励し、新たな医療の革新に寄与するための重要な第一歩となるものです。参加を通じて、共に医療の未来を切り拓きましょう。