フリー株式会社が商談自動化ツールを導入
フリー株式会社が商談の自動化を目指し、株式会社immedioが提供する商談オートメーションツール「immedio」と、マーケティングツール「immedio Box」を導入した。この導入決定に至った背景や導入効果について詳しく見ていこう。
導入の背景
フリー株式会社はこれまで、他社の会議・日程調整ツールを利用していたが、ビジネスの拡大に伴い、ニーズが合わなくなった。このため、オペレーションコストの増加や日程調整面でのトラブルが発生していた。製品の比較を通じて、immedioのフォーム連動型のフローチャート機能や外部との連携に優れたETLツールの柔軟性に着目し、導入を決定した。
また、immedio Boxに関しても、これまで資料トラッキングツールがなかったため、アクティビティ連携で対応していたが、マーケティングリードの質向上には限界を感じていた。導入コストのリーズナブルな点や、顧客行動データを活用した精度の高いアプローチに期待し、最終的にこのツールの導入を決めた。
導入効果
1. 商談の柔軟な差配でコスト削減
immedioの導入後、顧客の属性に応じた商談の差配が可能となったため、日程調整におけるトラブルが解消された。これにより、現場から「コストが削減された」という声も上がっており、業務効率が向上していることが伺える。
2. 生産性の向上
ISの架電オペレーションにおいては、資料の閲覧時間や到達ページなどのデータをもとに商談シグナルを検知することが可能になり、温度感の高い顧客を効率的に特定できるようになった。これにより、アプローチの精度と成果が大きく向上した。
3. 顧客体験の向上
ホワイトペーパー施策においては、従来3回必要とされていた顧客アクションを1回に短縮することができ、顧客にとってもスムーズな資料閲覧体験が実現された。これがさらに商談獲得に結びつく結果となっている。
フリー株式会社のコメント
フリー株式会社のマーケティング部の菅野氏は、商談の柔軟性と顧客の温度感の把握精度が向上し、ISの活動効率が大きく改善されたと評価している。資料の閲覧データを活用することで、高い温度感を持つ顧客を確実に見極めることができるようになり、アプローチの質も向上したとのこと。今後、活用の範囲を広げてさらなる成果を追求していく意向を示している。
企業情報
所在地:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 21階
代表取締役:佐々木 大輔
事業内容:スモールビジネス向けのクラウド型会計ソフト、人事労務ソフト、販売管理ソフトの開発・提供
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目19-9 第一暁ビル 4F
代表取締役:浜田 英揮
設立日:2022年4月1日
事業内容:有効商談オートメーションツール「immedio」の開発・提供
以上、フリー株式会社が導入した「immedio」と「immedio Box」の詳細や、導入によって得られた業務改善の効果について探ってみた。それぞれのツールがもたらす新たな価値に期待が高まります。