シュッピン株式会社が新卒初任給を305,000円に改定、基本給も20%引き上げ

シュッピン株式会社、初任給の改定と基本給引き上げを発表

シュッピン株式会社は、2025年4月16日より新卒初任給を305,000円に改定し、正社員全員の基本給を一律20%引き上げる旨を発表しました。これは、昨今の物価上昇や生活コストの上昇を受けて、より働きやすい環境を整えるための施策です。

背景にある意図

シュッピンは、東京都新宿区に本社を構え、カメラや腕時計、筆記具などの専門店を展開する企業です。多くの従業員が都心部に住んでいることから、生活の質向上が重要な課題であると認識し、本格的な給与改定を決定しました。同社の経営理念には、「やる気こそ会社発展の動力」という考え方が根ざしており、従業員が誇りを持って働ける環境を作ることが企業の持続的な成長に繋がるとしています。

概要

新卒の初任給は、2025年4月入社予定の社員に対して引き上げが実施されます。これにより、初任給は月額305,000円となります。また、全正社員の基本給は、今までより29,000円のプラスとなり、基本給が一律20%引き上げられます。これらの措置が導入される理由は、働く環境をより良くすることだけでなく、優秀な人材を確保し、定着させることも目的となっています。

給与の推移

シュッピン株式会社では、ここ数年の新卒初任給が次のように推移しています。

- 2021年: 220,000円
- 2022年: 271,000円
- 2023年: 271,000円
- 2024年: 271,000円
- 2025年: 305,000円

このように、2025年には大幅な引き上げが見込まれており、特に営業部に配属された場合にはさらに10,000円の手当が加算されるため、給与面でも待遇が改善される見込みです。

会社のビジョン

シュッピンは「EIC（Electronic Intelligent Commerce）」企業として、価値のある新品と中古品との取引を促進し、インターネットを通じた安全な取引環境の整備に努めています。多様な専門店舗を持つ事業展開は、顧客との距離を縮め、個別のニーズに応じたサービスを提供することを目指しています。