バッファローのWi-Fiアクセスポイントが新たなセキュリティ基準を取得
株式会社バッファローは、法人向けのWi-Fiアクセスポイント10型番が、経済産業省が推進する「JC-STAR」制度に適合したことを発表しました。この制度は、IoT製品のセキュリティレベルを評価・可視化するための新しいラベリング制度であり、2025年3月から運用が開始されます。これまでのサイバーセキュリティの重要性の理解を深めるうえで、大いに役立つものとなるでしょう。
JC-STAR制度とは?
「JC-STAR」とは、セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度のことで、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によって運営されています。この制度は、IoT製品のセキュリティ要件を厳格に評価し、ユーザーに安心して利用できる製品を選ぶ手助けをします。「ETSI EN 303 645」や「NISTIR 8425」といった国際基準とも調和しつつ、日本国内の特性やニーズに基づく独自の適合基準を設けています。
バッファローの取り組み
バッファローは、「JC-STAR」に適合する商品を増やす様々な取り組みを行っており、既に10型番のアクセスポイントを適合させています。これにより、法人ユーザーに向けた信頼性の高い製品提供を実現しています。また、同社は「JC-STAR」の運営に寄与する通信機器適合基準検討ワーキンググループに参加し、適合基準や評価ガイダンスの策定にも関与しています。
新規適合商品の特長
以下に、バッファローの新規適合商品の一部を紹介します。これらの製品は高い性能とともに、サイバーセキュリティの面でも優れています。
- - WAPM-2133TR(価格:65,780円)
- Wi-Fi 5対応、トライバンド、866+866+400Mbps。
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- Wi-Fi 5対応、1733+400Mbps。
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- - WAPM-1266WDPRA(価格:132,000円)
- 防塵・防水性能を持つWi-Fi 5対応、866+400Mbps。
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高度なセキュリティ機能
バッファローの「JC-STAR」適合商品は、以下のようなセキュリティ対策を実施しています。
- - 管理画面ログインパスワードの変更を初期設定時に必須化。
- - 設定値の暗号化によるデータ保護。
- - 自動ファームウェア更新機能で最新セキュリティパッチを適用。
- - 不正アクセスに対する一時的なログイン制限機能。
安心のインターネット環境の実現に向けて
バッファローは今後も、新たなセキュリティ基準のもと安定したインターネット環境を提供し続けます。お客様が安心して利用できる製品を提供することが、同社の最優先事項です。これからの新製品の展開やセキュリティの進化に注目が集まります。
まとめ
バッファローが「JC-STAR」の適合認定を受けたことで、法人向けWi-Fiアクセスポイントの安全性がさらに向上しました。IoT製品の普及が進む中、セキュリティはますます重要な要素となります。バッファローの取り組みと製品がもたらす安心感を、多くのユーザーに体験してもらいたいものです。