メタバース空間でZ世代をリアル店舗へ誘導!TOPPANとイオンが連携し、夏祭り空間を公開
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社は、Z世代に向けた新たな店舗送客手段としてメタバース空間を活用し、イオンリテール株式会社と連携したキャンペーンを実施することを発表しました。
このキャンペーンでは、国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を活用し、夏祭りやイオン店内を舞台にした「メタバースイオン」が構築されます。2024年7月12日から8月18日までの期間、メタバース空間で夏の祭りを体験できます。
「メタバースイオン」では、来場者が実際に店舗を訪れることで、Z世代に人気のVTuberの限定描き下ろし壁紙を受け取ることができるプロモーションを実施します。デジタルとリアルの融合による新たな顧客体験を提供し、Z世代の店舗への誘導を目指します。
メタバース空間「メタバースイオン」の魅力
「メタバースイオン」は、「夏祭りエリア」と「イオン店内エリア」の2つのワールドで構成されており、それぞれに魅力的なゲームが用意されています。
夏祭りエリアでは、屋台をモチーフにした射的ゲームを楽しむことができます。最大25人で同時にプレイでき、協力してハイスコアを獲得すれば、ここでしか手に入らないバーチャルアクセサリーを獲得できます。
イオン店内エリアでは、バーチャル食品売場内をカートに乗って駆け巡る買い物競争ゲームが楽しめます。イオンの食品売場をモチーフにした4つのステージが登場し、各売場で商品をたくさん集めてハイスコアを獲得すれば、ここでしか手に入らないバーチャルアクセサリーを獲得できます。
メタバースからリアル店舗への送客を実現
「メタバースイオン」では、メタバース空間からリアル店舗への送客を促進するための仕掛けが用意されています。「イオン店内エリア」には、対象店舗で使用可能な割引クーポンや、人気VTuberの描き下ろし壁紙を入手するための合言葉が掲出されています。メタバースで見つけた合言葉を、特典受け取り対象店舗からアクセスできるWebサイトで入力することで、限定描き下ろし壁紙をダウンロードできます。
デジタルとリアルの融合による顧客体験
TOPPANは、顧客のDX支援を重点事業として推進しており、今回のキャンペーンでは、Z世代に向けたCX施策を提供してきた知見を活かしています。メタバース空間を活用することで、従来のマーケティング手法では届かなかったZ世代へのアプローチが可能になります。
イオンリテールは、Z世代を中心とした顧客との新たな接点を模索しており、TOPPANとの連携によって、メタバース空間を活用したマーケティング戦略を強化していきます。
今後の展開
TOPPANは、今後もメタバースを活用し、デジタルとリアルを融合させたOMO(Online Merges with Offline)マーケティングの支援を行っていきます。顧客との新たな接点創出や、顧客体験の向上を目指し、デジタルマーケティングの領域で積極的に取り組みを続けていきます。