明治大学平和教育登戸研究所資料館では、写真家である小池汪氏(1933-2023)を追悼する展示が行われています。この展示は、2024年11月3日までの期間にわたって実施され、彼の偉業や業績を振り返る絶好の機会となっています。
小池氏は、この資料館の設立初期から地域の市民と共に登戸研究所の掘り起こしに貢献し、数多くの記録写真を撮影してきました。それにより、登戸研究所の歴史的な意義を知る手助けをしてきたのです。本展示では、2010年に開催された初回企画展「戦争遺跡写真展登戸研究所から戦争遺跡をみる~川崎を中心に~」に関連する写真パネルが展示され、小池氏が記録した貴重な写真を見ることができます。
展示の開催期間中は、資料館は水曜日から土曜日の10:00から16:00まで開館しており、入館料は無料です。毎週日曜日から火曜日は休館日ですが、特別な日には特別開館も予定されています。たとえば、8月6日と7日はオープンキャンパス予約者限定で開館し、一般の見学はできません。また、8月10日は臨時休館日で、11月3日には明祭が開催され、臨時に開館します。
この展示は、小池氏の業績を振り返るだけでなく、登戸研究所に関連する歴史や文化を感じることができる貴重な機会です。また、客観的な視点から歴史を学ぶことで、未来に生かすことができる教訓を見出すこともできるでしょう。多くの方々に足を運んでいただき、小池氏の思いを感じ取ってほしいと思います。
訪れる際には、事前に公式ウェブサイトで最新情報を確認してください。明治大学平和教育登戸研究所資料館で感じることのできる歴史の重みと、それに伴う多くの人々の思いを、ぜひ体験してみてください。