タンブルバー株式会社が新たに発表した「Pod pics」
タンブルバー株式会社は、現地に足を運ぶことなく、近隣の情報や写真を収集できる全く新しいサービス「Pod pics」をリリースしました。このサービスは、国内外の130都市を対象にしたジオロケーションクラウドソーシングを利用しており、特に地域のローカル情報の取得を簡単に行えるように設計されています。
Pod picsの仕組みと特長
「Pod pics」では、スマートフォンを使用して現地のクラウドワーカー(以下、ワーカー)から様々な情報を集めます。ワーカーは特定のエリアにいるため、地元の視点で正確な情報を提供することが可能です。具体的には、飲食店や観光地の評価、撮影、さらには物件調査や営業先調査など、様々なリクエストに応じて情報を収集します。
提供される施設情報は100万以上に達し、これらはすべてクライアント企業のニーズに合わせて抽出可能です。これにより、より信頼性の高いデータを得ることができ、他社から情報を購入する手間やコストを削減できます。特に、1施設あたり3,500円(税抜き)という特別価格で、ライセンスの問題もクリアにしている点が魅力です。
サービスの背景とニーズ
旅のスタイルは大きく変わりつつあり、観光客は主要な観光スポットだけでなく、ローカルな体験を求めています。世界の海外旅行市場は2020年には1.5兆ドルに達すると言われており、これは自動車産業と同じ規模です。そんな中で、ローカル情報の重要性がますます高まっていますが、情報を遠隔で取得することはこれまで非常に難しい問題でした。そこで、タンブルバー株式会社はローカル情報専門のサービス「Pod pics」を開発し、情報収集の簡素化を図ったのです。
利用のシナリオ
このサービスの具体的な活用例としては、地元の人が勧めるレストラン情報を取得することが挙げられます。例えば、ローマであれば、現地のガイドが薦める「激うまレストラン」の情報を収集し、写真と共に提供されます。また、日本国内においても最近の売地情報などを迅速に収集できます。さらに、地域特有の観光スポットや地元の伝説に関する情報など、他では得られないユニークなデータが取得可能です。
他の情報取得方法との比較
タンブルバーの調査によると、従来の情報収集方法と比べても、Pod picsはコストやスピード、データの新鮮さにおいて優位性を持つことが分かっています。
今後の展開と目標
タンブルバー株式会社は、2017年内に10社との取引先獲得を目指し、さらに2018年の売上高を1億円と設定しています。来たる9月には、一般ユーザーが情報をアップロードできるアプリ版Pod picsも提供予定。これにより、普通の人々でも出先や地元で気軽にお小遣い稼ぎができる機会が生まれます。
結論
「Pod pics」は、旅行業界や企業が求めるローカル情報を効率的に収集できる画期的なサービスです。観光業の新たな鍵となるこの技術が、どのような変革をもたらすのか、今後の動向に注目です。
【サービスサイト】
Pod pics公式サイト
タンブルバー株式会社の詳細については、
こちらをご覧ください。