沖縄のワーケーション
2021-03-24 13:00:00
沖縄県が提案する新しいワーケーション体験の魅力とモデルプラン
沖縄県が提案する新しいワーケーション体験
新型コロナウイルス感染症の影響で、私たちの働き方に大きな変化がもたらされました。リモートワークが普及する中、沖縄県は新たな観光ツールとして「ワーケーション」を推進しています。2020年の10月より始まった「沖縄ワーケーション促進事業」では、リモートワークをしながら沖縄で心身をリフレッシュする新しいスタイルを進めています。
2023年3月23日、沖縄のワーケーションの魅力やモデルプランを紹介する無料ウェビナー『沖縄県がアフターコロナを見据えた6つのモデルプランを発表』が開催されました。このウェビナーは二部制に分かれ、多彩な視点から沖縄での家族同伴のワーケーションについての情報を提供しました。
ウェビナーの内容
第一部:沖縄のワーケーションの可能性
第一部では、沖縄のワーケーションがどのように進化していくのかについて、株式会社JTB総合研究所の主席研究員・山下真輝氏が講演しました。彼は沖縄の自然や文化とワーケーションを組み合わせることで、新しい旅のスタイルを作り出すことの重要性を強調しました。このことは、旅行者が単なる観光地を訪れるのではなく、その土地について深く学ぶ良い機会になると述べました。
次に、沖縄県文化観光スポーツ部の部長・渡久地一浩氏は、沖縄が持つ多様な魅力を生かした6つのワーケーションモデルプランを紹介しました。これには、自然を活用した「ウェルネス・ワーケーション」や、チームビルディングに焦点を当てた「チームビルディング・ワーケーション」が含まれています。彼は地域の特性を活かすことで、新たな過ごし方を発見できることを期待しています。
第二部:家族同伴ワーケーションの成功事例
第二部では、家族同伴のワーケーションをテーマにしたトークセッションが行われました。参加者たちは沖縄ならではの家族体験について熱い議論を交わしました。モデレーターの杉浦凱氏を中心に、さまざまな視点から沖縄での家族ワーケーションの不安やメリット、期待が語られました。特に、家族で沖縄の美しい自然や文化を体験することが、父母や子供にとって貴重な思い出となることが強調されました。
沖縄ワーケーションモデルプランの紹介
沖縄では以下の6つのモデルプランが提案されています:
1. 那覇エリア「オン・オフバランス型」 - 工作や観光を交えたリフレッシュ体験。
2. 南部エリア「のんびりリラックス型」 - 自然豊かな環境で心を整える。
3. 中部エリア「文化刺激型」 - 多様な文化に触れながら新しいアイデアを創造。
4. 北部エリア「ネイチャーリフレッシュ型」 - 豊かな自然の中で心身を癒す。
5. 宮古エリア「マリンリゾート型」 - 美しい海の中でのマリンアクティビティ。
6. 八重山エリア「自然体験宝庫型」 - 自然探索とアクティビティの楽しみ。
各プランは、沖縄ならではの体験を通してワーケーションを実現するために設計されています。オフィスでは味わえないような自然と文化を感じながら、リフレッシュや創造性が高まることが期待されています。沖縄は新しい働き方とともに、どこにもない独自の魅力を提供していくことでしょう。
最後に
沖縄県のワーケーション促進事業は、多様な目的とニーズに応えるため、さらなる発展が見込まれています。新型コロナウイルスの影響で変化した働き方の中で、沖縄の自然や文化を利用することで、仕事と生活を新たに充実させる方法として「ワーケーション」がその役割を果たしています。是非、一度沖縄を訪れて、その魅力あるワーケーションの体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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沖縄県 文化観光スポーツ部 観光政策課
- 住所
- 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
- 電話番号
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