業界革命!『DKクライオプロセス』の全貌
福島県郡山市に拠点を置く株式会社ディクシム・エムピーが、金型部品や工具の寿命を最大7倍に延長する新技術『DKクライオプロセス』を2025年10月10日より正式に提供することを発表しました。この革新的な処理技術は、自動車部品や家電、医療機器など、さまざまな工業製品の生産において重要な役割を果たす金型や工具の品質向上に大きく寄与します。
従来の技術の限界を乗り超えた
金型や工具には、使用中に劣化する寿命があります。これまでの技術では、焼戻し後のクライオ処理(超サブゼロ)による効果が限られていました。しかし、ディクシム・エムピーは約2年半に及ぶ実証実験を通じて、その常識を覆す新技術の確立に成功しました。
福島県内の多くの企業で得られた結果から、金型部品の寿命が最大7倍に延びるという具体的な実績が得られています。この技術の導入により、チッピング(刃先が欠けたり折れたりする現象)が激減し、交換頻度が低下することで、生産性の向上が図られています。
画期的な特長
『DKクライオプロセス』の主な特長は以下の通りです:
- - 寿命延長:金型部品の寿命が最大7倍まで延長可能。
- - 唯一無二の方法:形状や材質の変更、コーティングを行う前に実施できる。
- - 持続的な効果:処理が一度で済み、素材内部が改善され、長期にわたり効果が持続。
- - コスト削減:交換頻度やメンテナンス回数が減り、トータルコストが大幅に削減。
- - 安定した稼働:チッピングの抑制により、生産停止のリスクを軽減。
DKクライオプロセスの導入スケジュール
今後『DKクライオプロセス』の処理を行うスケジュールは、約1ヶ月から1.5ヶ月で実施され、詳細な処理日時は同社の公式ホームページで随時更新されます。
未来への展望
ディクシム・エムピーは、今後、処理対応サイズの拡大や協力工場との連携による一括受注サービスの推進を行い、さらには処理タイミングの短縮も目指しています。これにより、多くの製品での適用が期待され、ものづくりの現場における競争力を一層強化する狙いがあります。
会社概要
株式会社ディクシム・エムピーは、日本の製造業界において新たな価値を提供することを目指しています。2019年に設立され、金型部品や治工具の製造・販売を手掛ける専門商社として成長してきました。その倫理に基づき、製造現場の課題解決と生産性の向上をサポートしています。
『DKクライオプロセス』は、金型や工具の寿命を延ばすことにより、コスト削減と品質向上を同時に実現し、製造業界の新たな道を切り開いています。東北から全国へ、この革新的な技術を広めていくことを確信しています。
詳細は公式サイトをご覧ください:
株式会社ディクシム・エムピー