AI警備DXの新時代に向けた業務提携
株式会社アジラ(東京都町田市)と大成株式会社(名古屋市中区)が業務提携を結び、今後の警備業務の向上を目指します。これはAIを基盤にした次世代の警備システム『AI Security asilla』の導入によるもので、ますます高まるセキュリティ需要に応えるべく、警備の効率化と安全性の向上を図るものです。
提携の目的
提携の背景には、警備業界が直面する以下の課題があります。
1.
慢性的な人材不足:人手を必要とする警備業務は、人材の確保が困難な状況。
2.
セキュリティ需要の急増:様々な場所でのセキュリティの強化が求められています。
そのため、AIによる自動化や効率化が急務とされています。アジラが開発した『asilla』は、行動認識AIを基にしたもので、警備業務全般のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現します。
提携の具体的内容
業務提携の具体的な内容は以下の通りです。
1.
次世代警備モデルの構築:AIを導入して、新しい警備業務の形を作ります。
2.
警備業務のデジタル化:業務のDX化を進め、効率的な警備を行います。
3.
現場負荷の軽減:AIの導入により、警備員の業務負担を軽減し、より省人化を図ります。
両社はこの提携を通じて、セキュリティサービスの質を向上させ、お客様に安心を提供します。
新技術の導入
大成株式会社が既に持っている警備ロボット「ugo」や監視カメラ「T-View」を活用し、『asilla』が連携することで、リアルタイムでの異常検知が可能になるだけでなく、リスク予測やその後の対応が迅速化します。これにより、従来の警備体制以上の効果が期待されます。
警備ロボット「ugo」
「ugo」は次世代型のハイブリッドアバター警備ロボットで、さまざまな業務を遠隔から行うことができます。特に、自動巡回を担当し、警備員が行う基本業務を代替することが可能です。
監視カメラ「T-View」
「T-View」は、高品質ながらコストパフォーマンスの良いIPカメラです。全国どこでも設置できるため、多くの施設での利用が期待されます。
まとめ
この業務提携は、警備業界のスマート化への大きな一歩です。両社は、お客様の安全を守るためにそれぞれの技術を活かしていくことをお約束します。今後もAI警備システム『asilla』の進化に注目していきましょう。