福岡の未来を描く「サステナトレセン福岡」
2025年12月11日、福岡市で新日本製薬とアビスパ福岡が共に「サステナトレセン福岡」プロジェクトを実施しました。このプロジェクトは、地域の次世代を担う子どもたちと共に「住み続けたい福岡」について考えることを目的としています。参加したのは、福岡市立席田小学校の5年生58名と両社の社員たちで、当日は体育館を会場に、持続可能なまちづくりをテーマにしたワークショップが行われました。
SDGsを起点にした未来のワークショップ
ワークショップの導入部分では、SDGs(持続可能な開発目標)の基本構造を視覚的に理解するための「ウェディングケーキモデル」が紹介されました。SDGsの各目標がどのように環境、社会、経済と結びついているのかを学び、参加した子どもたちの興味を引きました。
その後、子どもたちはグループに分かれ、企業の社員がファシリテーターとしてサポートしながら、自分たちの「理想の福岡」は何かを自由に考えました。「学校や会社の屋上で野菜を育てたい」「海のごみを無くして水族館の魚も泳げる海にしたい」といった、自由で発想豊かなアイデアが次々と生まれ、参加者全員が真剣に耳を傾けました。
未来を見据えた逆算的思考
グループワークでは、「あるべき姿」から出発してアイデアを考えるという逆算的アプローチが取られました。子どもたちの率直な意見は、企業にとっても新たな視点を提供し、持続可能性に関する取り組みを見つめ直すきっかけとなりました。また、社会の一員としての責任や、未来世代への影響を考慮することの重要性も感じられました。
新日本製薬は、今後も「美と健康の新しい」をテーマに、アビスパ福岡や地域社会と力を合わせて持続可能な社会の実現に向けて活動を展開する意向を表明しました。地域の未来づくりに向けてのこのような取り組みが、福岡をより豊かで住みやすい場所に変えていくことでしょう。
社会連携活動「シャレン!」とは
「サステナトレセン福岡」は、アビスパ福岡が推進する「シャレン!」という社会連携活動の一環です。この活動は、教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流などの共通テーマに対し、地域のさまざまな団体や企業、学校が連携して取り組むものです。これにより、地域社会の課題解決を目指しています。詳しくは、公益社団法人日本プロサッカーリーグの公式サイトを参照してください。