「病気になってもありのままの自分で過ごせる居場所」
この度、岐阜県高山で特別な講演会が開催されます。令和7年11月23日(日・祝)に、がんサバイバーである三井祐子さんが代表を務める「がんサークルOwls」が主催する「病気になってもありのままの自分で過ごせる居場所~緩和ケア・在宅ケア・小児緩和ケアを考える~」というテーマで、様々な話が展開されます。
講演会の目的と意義
病気を抱える方々やその家族にとって、治療だけではなく、日常生活をいかに自分らしく過ごすかが大切なテーマとなっています。この講演会では、ただ生き延びるだけでなく、病気と共存するための具体的な方法や、心に寄り添った支援が紹介される予定です。
大切な人が病気になった時に、その人が自分らしく生活し、今まで通り社会の一員としての役割を果たせるためには何が必要か。このような疑問を持つ全ての方々に向けた、非常に大切な内容となっています。
当日のスケジュール
講演会は、高山市民文化会館小ホールにて、13:30から16:10まで行われます。開場は13:00。入場料は1,000円で、学生は無料で参加できます。なお、入場料の一部は「NPO法人愛知こどもホスピスプロジェクト」へ寄付されるとのことです。
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13:40
- 精神保健指定医の益田大輔氏によるプレゼンテーション
- がんサークルOwls代表の三井祐子氏による挨拶
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14:00
- 第1部講演
- ひだ在宅クリニック院長の駒屋憲一氏
- くれよん在宅クリニック看護師・プロデューサーの明和靖恵氏
- 愛知こどもホスピス副代表の新家一輝氏
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15:40
- 第2部トークセッション
がんサークルOwlsについて
「がんサークルOwls」は、がんサバイバーやその家族を対象とした患者会です。飛騨地域において座談会や勉強会を開催し、サバイバー同士が悩みを打ち明けたり相談できる場を提供しています。この場はただの情報交換だけでなく、心の支えや仲間と共に過ごす温かい環境を提供します。
がんと診断された時、落ち込むことも多いですが、孤独を感じる必要はありません。誰かに話を聞いてほしい時、仲間がそばにいることを思い出してほしいと思います。この講演会は、そのひとつの足がかりとして設計されています。
最後に
病気に向き合うことは決して楽な道ではありませんが、自分らしく生きることを支えるための情報や仲間が見つかるチャンスです。興味のある方は、ぜひ参加を検討してみてください。
本件に関するお問い合わせは、がんサークルOwlsの代表三井祐子さんまで。電話番号は090-7697-3783です。