JLLが18年連続で倫理的企業のトップに君臨
2025年3月、シンガポールで発表された情報によると、総合不動産サービスを提供するJLL(ジョーンズ・ラング・ラサール)は、再び「世界で最も倫理的な企業」に選出されました。この栄誉は18年間連続で続いており、業界における誠実さと倫理的な務めに対する同社の揺るぎないコミットメントを示しています。
JLLは、世界的に著名なシンクタンクであるエシスフィア・インスティテュートが選定した企業倫理の基準に基づき、この評価を獲得しました。企業は不動産業界における倫理基準の確立と、コンプライアンス、ガバナンスの実践において優れたリーダーシップを発揮し続けています。
世界で選ばれる136社の中で
2025年には、世界19ヵ国から44の分野で選出された136社が名を連ねました。その中でも、JLLは不動産分野で選出された企業の一つであり、さらに18年以上にわたって選出されている5社の中の一つでもあります。この長年にわたる成果は、同社が倫理的実践を重視し、社会に対する責任を全うしてきた証とも言えるでしょう。
JLLのグローバル チーフ リーガル オフィサーのアラン・ツェ氏は、「私たちの倫理は企業文化の重要な柱であり、信頼性、公平性、説明責任は毎日の業務の基盤となっています」と述べています。この信念のもと、JLLはお客様や従業員、地域社会とともに成功し、成長する道を切り開くための努力を続けています。
倫理的評価基準とさらなる高み
「世界で最も倫理的な企業」に選ばれるには、企業はエシスフィア・インスティテュートが設けた倫理指数(Ethics Quotient)に基づき、240以上の基準をクリアしなければなりません。具体的には、2020年から2025年にかけて、選出された企業は平均で7.8%の業績向上を記録しています。
このような基準に基づいて、企業の倫理重視の姿勢が社会でどのように評価されるかが明確になります。エシスフィア・インスティテュートのCEOであるエリカ・サーモン・バーン氏は、JLLの選定を祝福し、「この栄誉は、同社の献身さと誠実さを示しています」とコメントしています。
より良い未来へ向けて
JLLは、イノベーションやテクノロジー、サステナビリティの取り組みを通じて設定した企業目標「不動産の未来を拓き、より良い世界へ」に向け、より良い未来を築くための活動を展開しています。彼らのビジョンは、顧客や従業員、地域社会、そして地球全体にポジティブな影響を及ぼすことであり、その結果、社会全体の発展に寄与することを目指しています。
JLLの詳細な取り組みについては、公式ウェブサイト
jll.comをご覧ください。これからの時代、倫理観が企業にとって非情に重要な要素となる中、JLLの姿勢は他の企業にとっても大きな模範となるでしょう。