パルシステムグループ、能登地震被災地へ職員派遣 七尾市と能登町で復興支援活動開始
パルシステムグループは、石川県七尾市と能登町で発生した地震の被災地に対し、復興支援活動を開始しました。
活動は当面、のべ職員70人以上を派遣し、七尾市では被災家屋の片付けサポートなど、能登町では農地の復旧作業を実施する予定です。
募金贈呈先2団体と連携
支援は、地震発生直後に呼びかけた「能登半島地震緊急支援募金」の贈呈先である、復興支援団体の「被災地NGO協働センター」と、産直産地「JAのと」の2団体へ派遣します。
七尾市での活動
七尾市では、被災地NGO協働センターへ協力し6月26日(水)から活動を開始しました。被災家屋で家財の仕分けや片付け、運び出しのほか、サロン活動や地域行事などを手伝っています。支援は9月まで実施し、45人程度を派遣する予定です。
第1次派遣では、被災家屋の片付け、運び出しと、損壊した壁や畳の撤去作業を手伝いました。作業の合間には、依頼者から現状や悩みを聞き取り「ひとり暮らしなので片付けに手がつけられませんでした」「これからの生活を考えると、どうしていいか不安です」などの声が聞かれました。
能登町での活動
能登町では、JAのとへ協力し6月28日(金)から、棚田での電気柵設置や草刈り作業などを行います。JAのとの地域内の棚田の一部では、地震で崩落などの被害を受けました。作業は米生産の継続につながります。派遣は7月までに25人程度を予定しています。
パルシステムグループの支援内容
パルシステムグループは、今回の地震発生直後から、被災地の状況を把握し、支援方法を検討してきました。今回の職員派遣は、被災地のニーズを直接聞き取りながら、必要な支援を迅速に行うために行われています。
パルシステムグループは、今後も被災地と連携し、復興支援活動を継続していく予定です。
パルシステムグループについて
パルシステムグループは、全国13の生協で構成される生活協同組合連合会です。組合員数は173.5万人(2024年3月末現在)で、食品や日用品などの生活必需品を宅配しています。パルシステムグループは、地域社会への貢献を重要視しており、今回の地震支援活動もその一環として行われています。