超高齢社会を支える自動配送ロボット開発の新たな挑戦

超高齢社会を支える自動配送ロボットの開発

近年、日本は急速な少子高齢化に直面しており、その影響はさまざまな分野で顕著です。特に、労働力不足が深刻化する中、物流業界においても課題が山積しています。LOMBY株式会社は、そんな社会背景を受けて、自動配送ロボットという革新的なソリューションの開発に取り組んでいます。

手を取り合う企業たち

そのLOMBY株式会社に、ユナイテッド株式会社がリード投資家として出資しました。ユナイテッドは、長年にわたりシードからアーリーステージのスタートアップを支援してきた企業であり、LOMBYのビジョンに深く共感しています。LOMBYの本社は東京都品川区にあり、代表の内山智晴さんのもと、無人でのラストワンマイル配送を実現するべく、日々精力的に活動中です。

自動配送ロボットの特徴

LOMBYが目指す自動配送は、単なる配達を超えた意味を持っています。高齢化社会に伴う労働力不足や、2024年に控える物流の規制に対応するため、無人での配送が求められています。これにより、地域のお店と生活者をつなぎ、円滑な物の移動を実現するのです。

2023年2月にはスズキとの共同開発契約を結び、同年10月からはセブン-イレブンとの協力による実店舗からの配送テストも始まります。このように、大手企業のノウハウを活かしつつ、スタートアップならではの柔軟性を持ったアプローチで事業を推進しています。

NEDOの支援を受けた研究開発

LOMBYの自動配送ロボットの開発は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の助成を受けて進められています。これは、LOMBYが社会課題解決に寄与する技術を持ち合わせている証です。LOMBYの取り組みは、ただの商業展開だけでなく、物流の未来を根本から変える可能性を秘めています。

ユナイテッドの投資的視点

ユナイテッドによる出資は、単なる資金提供にとどまりません。ユナイテッドは、経済合理性と社会課題解決の両立を目指しており、LOMBYの成長を支えることに重きを置いています。このような善進投資により、いかに多くの人々の生活が効率化され、豊かになるのかを見守っています。

今後の展望

LOMBYは、今回調達した資金を用いて、技術体制と運用体制の向上に努め、ロボットの量産体制を確立する予定です。ユナイテッドとしても、LOMBYが持つポテンシャルを引き出すために、全面的に支援してまいります。

自動配送の技術は、これからの社会においてますます重要性を増していくでしょう。LOMBYの挑戦は、現代の物流の未来を切り拓く一歩であるのは間違いありません。私たちもその動きを注視し、さらなる成長を期待しています。

会社情報

出資先のLOMBY株式会社は、2022年4月に設立され、自動配送ロボットの提供を主な事業としています。具体的な所在地は東京都品川区東品川にあり、公式サイトはLOMBY株式会社です。

一方、ユナイテッド株式会社は、1998年に設立され、東京都渋谷区に本社を置いています。URLはユナイテッド株式会社です。今後も彼らの活動に目が離せません。