日本の確かな食を手にする時代
私たちの食生活は、目まぐるしく変わる情報の中で、何を選ぶべきか悩ましくもあります。特に、食品の安全性や品質を見極めることは容易ではありません。そこで登場したのが、「食の3重丸」という安心の基準です。
食の3重丸とは
一般財団法人 雑賀技術研究所は、「食の3重丸認定製品」を2026年に新たに発表しました。今年は8社から30製品が加わり、これまでに認定を受けた企業からも11社の28製品が新たに認定されています。これにより、全国で106社、363製品が「食の3重丸」に認定されたことになります。
この制度は、主に日本産の原材料を使用し、製造工程に真摯に向き合った信頼できる生産者によって作られた国産食品を認定するものです。そして、食品を選ぶ際の新たな指標として、生活者が真に安心できる質の高い食品を見極める手助けをしています。
厳格な審査基準
「食の3重丸」認定を得るためには、原材料や製造過程の徹底した確認が必須です。残留農薬や放射性物質に関する理化学検査、専門家による食味審査が行われた後も、認定された製品は市販品の抜き取り検査や製造現場への抜き打ち検査を定期的に受けることが求められます。こうした取り組みによって、国産品が持つ信頼性の向上に貢献しています。
日本の食文化を守るために
私たち消費者が、どのような食品を選ぶかは、単なる嗜好の問題ではありません。生産者や製造者の背景を知り、共感できる商品を選ぶことで、日本の食文化と食料自給率の向上へとつながります。国産品を選ぶことは、私たち自身の未来をも豊かにする鍵なのです。
食の3重丸は質の高い食品の目印
この制度は、日本産の原材料を使用し、安全性や品質に対して厳しい基準を設け、選ばれた食品にのみ与えられます。残留農薬や添加物、放射能リスクに対する確認がなされた製品のみが認定されるため、消費者にとって信頼のおける目印となります。特に、食料自給率の向上を目指す中で、「食の3重丸」は生産者と消費者をつなぐ役割も果たしています。
認定製品のカタログ無料配布
「食の3重丸」では、2026年認定製品のカタログを無料で配布しています。興味のある方は応募フォームから冊子を請求できますし、デジタルカタログも閲覧可能です。なお、「食の3重丸」は認定製品そのものの販売は行っていません。
雑賀技術研究所について
研究所は、和歌山県和歌山市で60年以上にわたり、農業や食品技術の革新に取り組んできた団体です。設立者である雜賀慶二氏は、原材料選定にこだわり、食文化の質を向上させるための機器を開発した専門家です。研究所は「技術を通じて社会の利益と発展に貢献する」という理念のもと、新たな価値を創造しています。
未来に向けた取り組み
さらに、子どもたちに科学の楽しさを伝えたり、安全で良質な日本産食品の普及を目指した活動も行っています。SDGsの観点からも重要なこの取り組みは、食の安全と豊かさを未来へと継承する鍵となることでしょう。
「食の3重丸」は、安心・安全な食文化を守るための貴重な存在です。私たちの食卓に必要な「本当に安心できる食品」を選ぶための一助となることを期待しています。