バーチャルスポーツで障がい者支援
2024-09-24 13:12:54

バーチャルスポーツを通じた障がい者のスポーツ実施促進を目指す新たな試み

新しいスポーツ体験の形を提案


東京都では障がい者のスポーツ実施を促進するため、「バーチャルスポーツを用いた障害者のスポーツ実施促進事業」を令和6年度より開始します。この事業に協力するのは、株式会社オープンハウスグループで、障がい者に親しみやすいスポーツ環境を提供するための体験実施拠点として横浜事務所を活用します。

このプロジェクトは、障がい者が気軽にスポーツを体験できる機会を創出することを目的にしています。体験イベントは2024年9月3日に行われ、メディア向けの説明会および見学会が実施されました。特に、自己表現を促進し、心身の健康促進を目指すこの活動は、多様なバックグラウンドを持つ人々にスポーツの楽しさを伝えることが期待されています。

事業の背景と狙い

障がい者がスポーツに関心を持たない理由の一つは、「行いたいができない」という思いから来ています。実際、東京都の調査によると、スポーツに対する無関心層が存在し、これをアプローチすることが求められています。ここで注目されるのがバーチャルスポーツです。家庭用ゲーム機やPCを利用した体験は、自宅や身近な場所での参加が容易で、障がい者に対してスポーツの楽しさを提供します。

メディア向けイベントの内容

イベントでは、東京都生活文化スポーツ局の担当者が事業の重要性を説明し、障がい者のスポーツ実施率向上のためには、スポーツを「楽しいもの」として気軽に体験してもらうことが重要であると強調しました。また、オープンハウスグループの市川友和部長は、自らの職場での取り組みを通じて、職場環境が障がい者にとって働きやすさを実現するために努力していると述べました。

さらに、オペレーションセンターの産業医は、運動が心身の健康に与える効果を強調し、参加者がバーチャルスポーツを通じて自信を持ち、仕事にも良い影響があればと期待を寄せました。

バーチャルスポーツの実施概要

体験実施は、オペレーションセンター横浜事務所で行われ、参加者は精神障がい、発達障がい、内部障がい、視覚障がい、肢体不自由など多様な障がいを持つ方々です。1回の体験時間は約1時間で、バスケットボールやビーチテニス、ボクシングエクササイズなど、様々な種目が用意されています。

今後もオープンハウスグループは、参加した従業員へのフォローを行いながら、障がい者支援につながる新しい取り組みを続けていくことが期待されています。バーチャルスポーツによって、障がい者が職場で健康を保つだけでなく、日常生活においても活発に過ごせることを目指します。これにより、障がい者のスポーツ参加が促進され、より良い社会の実現に貢献できることを願っています。

企業の貢献も


オープンハウスグループは、障がい者雇用にも積極的に取り組んでおり、従業員数は124名に上り、雇用率も引き続き法律を上回っています。障がい者雇用の環境整備や支援体制をさらに強化し、多くの人が働きやすい環境を提供することで、企業としての誇りを高めていく意向です。当社のオペレーションセンターは、神奈川、東京、千葉の3拠点で、バリアフリー設計やサポート体制を整え、障がい者にとっての職場環境の改善に努めています。これからも企業活動を通じて、社会に貢献し続ける姿勢を貫いていきます。


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会社情報

会社名
株式会社オープンハウスグループ
住所
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号JPタワー20F(総合受付)・21F
電話番号
03-6213-0775

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