岡山大の快挙
2024-12-22 13:36:12

岡山大学陸上競技部の石本さん、デフ陸上選手権で大会新記録を樹立!

2024年11月29日から12月1日まで、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で開催された「第21回日本デフ陸上競技選手権大会」で、岡山大学陸上競技部の石本龍一朗さんが男子400mHで見事優勝を果たしました。この大会は、石本さんにとって初めての全国大会であり、優勝と同時に56秒45という大会新記録を樹立するという、まさに素晴らしい快挙といえます。デフスポーツとは、聴覚障がいをお持ちの選手たちが競技を行うスポーツです。デフ陸上では、スタートの合図として通常のピストルではなく、スタートランプが用いられます。石本さんは、初めてのデフ大会に出場する際、緊張で胸がいっぱいだったと言います。

彼は、「スタートランプを使用するのはあまり経験がなく、うまくスタートできるか不安でした。また、今シーズンの400mHは、思ったように記録が伸びず、大事な大会に合わせられなかったことが悔しく思っています。精神面で自分が弱いことが一因だと感じています」と語りました。しかし、今回の大会に向けては『自分を乗り越える』という目標を掲げ、練習を重ねてきたという石本さん。その結果、彼は見事に大会新記録を挙げ、優勝の栄冠を手にしました。

「全力で応援してくれた友人や先輩に感謝しています。大会新記録で優勝できたことは、私自身の大きな成長につながったと感じていますし、『強く』走ることができました」と感無量の様子で振り返ります。今や彼の目標は、2025年に東京で開催されるデフリンピックでの金メダル獲得です。石本さんのこれからのさらなる活躍が期待されます。デフリンピックは、聴覚障がい者スポーツの最高峰であり、国際的な舞台での競技は非常に名誉なものであります。彼が目指す金メダルへ向けての挑戦に、応援の声が寄せられることでしょう。

大会の表彰式では、高らかに優勝を誇る石本さんの姿が印象的でした。彼のスポーツに対する情熱と努力は、多くの人々に感動を与えています。岡山大学陸上競技部は、今後も多くの才能を輩出し、デフスポーツの普及にも貢献していくことでしょう。これからも石本さんの成長を見守りながら、彼が描く未来に期待を寄せていきたいものです。


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