SmartHRの新機能
2024-10-03 00:30:37

SmartHRが年末調整機能に「やさしい日本語」実装、外国人材のサポート強化

SmartHRが新たに「やさしい日本語」機能を導入



株式会社SmartHRは、2024年10月上旬より「SmartHR」で提供する年末調整機能に「やさしい日本語」切り替え機能を搭載することを発表しました。この新機能は、日本の労働市場において増加する外国人材を支援する取り組みの一環として、言語の壁を軽減することを目的としています。

日本における外国人材の現状



近年、厚生労働省の統計によると、日本で働く外国人労働者は204万人を超え、外国人を雇用する事業所の数も318,775に達し、前年から6.7%の増加を記録しています。労働力不足が深刻な日本において、政府は外国人の労働参画を促進するため、多様な制度を整備しています。

しかし、企業と外国人材の間にはコミュニケーションの障壁が残ります。調査によると、外国人社員の受け入れで特に課題とされるのが「日本語による円滑なコミュニケーションが難しい」という点です。さらに、在住外国人の53.7%が職場での日本語の理解に苦労していることが明らかになっています。

SmartHRの「やさしい日本語」導入の背景



SmartHRには、すでに3万人以上の外国人ユーザーがいます。製造業やサービス業、飲食・小売業など、外国人材の割合が高い業種からは、やさしい日本語対応の要望が寄せられていました。特に年末調整に関しては、従業員が手続きを行う際、人事労務担当者の支援が必要だと多くのユーザーが感じていました。

このようなフィードバックを受け、SmartHRは年末調整機能に「やさしい日本語」表示を追加することに決定しました。これにより、複雑な日本語の表現をより簡単に理解できるものに置き換え、外国人ユーザーが安心して利用できる環境を提供します。

利用方法といつから始まるか



新しい機能は、ホーム画面上部から言語を切り替えることで利用可能になります。年末調整のやさしい日本語表示は、「HRストラテジープラン」や「人事・労務エッセンシャルプラン」を契約している企業で使用できます。

多様なユーザーニーズに応えるために、SmartHRは外国人向け年末調整機能の理解度調査を行い、実際のユーザーに対してはヒアリングやテストを実施してきました。これにより、機能の改善を図り、より効果的なサポートが可能になっています。

みんなに優しい「やさしい日本語」



「やさしい日本語」は、外国人だけでなく、読解に困難を感じる障害者や高齢者にとっても有益な取り組みです。SmartHRは、この機能を通じてデジタルテクノロジーを活用し、言語の壁を取り除き、労務に関する手続きを簡素化することで、より良い労働環境を実現することを目指します。

今後もSmartHRは、全てのユーザーが自分らしく働ける社会を目指して、この取り組みをさらに拡大していくことを表明しています。労働に関する課題を解決し、より多くの人々が快適に働ける環境の整備を進めています。

クラウド人事労務ソフト「SmartHR」とは?



SmartHRは、労務管理分野で6年連続シェアNo.1を誇るクラウド人事労務ソフトです。雇用契約や年末調整などをペーパーレス化し、効率的な業務運営を支援します。また、蓄積されたデータを活用して人事評価やスキル管理といったタレントマネジメント機能を提供しており、組織の活性化や生産性の向上を図ります。

このような労務・人事管理に特化した技術によって、SmartHRは今後も企業の成功と全従業員が快適に働ける環境の創出を支援していきます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
株式会社SmartHR
住所
東京都港区六本木3-2-1住友不動産六本木グランドタワー
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。