株式会社商船三井が表彰したMOL大統領賞とは
2025年12月12日、東京都港区の商船三井の多目的施設『SANGO』において、恒例の『MOL Presidential Award to the Officers and Engineers 2025』の授賞式が開催されました。この賞は、当社の安全運航に長年貢献してきた船員に与えられる栄誉あるもので、各国から集まった優れた船員たちのリーダーシップや業績が強調されました。
安全運航への貢献
本年度、多国籍の船員計9名が受賞し、その中にはフィリピン、インド、クロアチア、モンテネグロ、ロシア出身のメンバーが含まれています。授賞式では、受賞者の中から7名が出席し、社長の橋本剛氏から記念の盾や副賞が授与されました。橋本社長は、「安全文化を体現し、部下の指導に尽力した船員の存在こそ、当社の成長と安定を支える基盤である」と述べ、彼らの業績を称賛しました。
受賞者たちは、長年にわたり安全運航を守るためのリーダーシップを発揮し、部下を育て上げてきた実績が認められているのです。橋本社長は、受賞者の家族にも感謝の意を示し、彼らの支えが船員たちの活躍を可能にしていることを強調しました。
受賞の意義
商船三井は2008年から毎年この表彰を行っており、これまでに149名の受賞者が輩出されています。受賞者は、安全運航の確保だけでなく、若手船員の育成にも注力しており、彼らをロールモデルとすることで、より高い安全意識の醸成を目指しています。受賞者たちの努力は、世界最高水準の安全運航を実現するための重要な要素となっています。
このような表彰の取り組みは、企業文化に根ざした安全意識の向上を図る一環として位置付けられており、受賞者たちが作り出す模範的な行動が他の船員たちにも励みとなることでしょう。
持続可能な運航を目指して
今後も商船三井は、船員たちの活躍を応援し、彼らの業績を評価し続けることで、全体の安全運航体制を強化していきます。これにより、商船三井はさらなる成長と発展を目指し、倫理的かつ持続可能な運航を実現していく方針です。これらの努力は、業界全体に対する良い影響を与え、他の企業にとっても手本となることでしょう。
船員たちの努力と功績が結実し、多くの人々にインスピレーションを与えることを期待しています。